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コネクサント、小型のビデオデコーダチップ2製品を発表


5月26日発表


 コネクサント・システムズ株式会社は26日、アナログビデオデコーダ「CX25836」と、オーディオ/ビデオデコーダ「CX25840」を発表した。

 既にサンプル出荷を開始しており、第3四半期より量産開始する。1万個ロット時のサンプル価格は「CX25836」が8ドル、「CX25840」が11.75ドル。

 「CX25836」は、現在出荷されている製品の中で最小という7×7mmのビデオデコーダ。11bit ADや10bitデータパスを採用し、システム全体のビデオ画質を一定に保っている。

 また、アンチエイリアスフィルタは、ビデオデコード処理能力を高めており、4Hルミナンス・クロミナンスフィルタで色の識別処理を向上し、より鮮明度を増しているという。

 「CX25840」は12×12mmと小型かつ低消費電力のオーディオ/ビデオデコーダ。同社ではモバイル、USBバスパワーアプリケーションに最適としている。S/N比を従来製品より10dB改善し、ステレオ放送の品質向上を図った。

 ベースバンドオーディオはI2S、AC97コーデックをサポート。24bit/96kHzに対応するI2S I/Oポート、放送/ベースバンド・オーディオに対応する。

□コネクサント・システムズのホームぺージ
http://www.conexant.com/jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.conexant.com/news_events/news_files/05242004-1-jap.pdf

(2004年5月27日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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