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SKnet、最大4番組同時録画が可能な録画用アプリを無償公開
-最大4枚の「MonsterTV PH-R/PH-GTR」を同時制御


Monster TV PH-R/PH-GTR Multi
6月4日公開


 エスケイネット株式会社は、PCIバス用テレビキャプチャカード「Monster TV PH-R」と「Monster TV PH-GTR」を4枚使用し、最大4番組の同時録画に対応したドライバと録画用アプリケーション「MonsterTV PH-R/PH-GTR Multi β版」を無償公開した。対応OSはWindows 2000/XP。なお、正式版も無料で提供される予定。

最大4枚のキャプチャカードを制御できる

 Monster TV PH-R/PH-GTR Multiは、同社が2004年1月に発売したハードウェアエンコーダ搭載のテレビキャプチャカード「Monster TV PH-R/PH-GTR」を、複数枚同時に制御できる録画用アプリケーション。PH-RとPH-GTRの組み合わせは自由で、最大4枚までコントロールでき、4画面表示や4番組の同時録画・視聴に対応する。

 ともにPhilips製のMPEG-2エンコーダチップ「SAA6752HS」を搭載しているため、録画やエンコード処理を各カードで独立して実行可能。ダブルチューナを搭載したキャプチャカードと比べ、CPUの使用率を低く抑えられるという。

 なお、複数枚のカードに対応したこと以外、アプリケーションのインターフェイスや機能は、TV PH-R/PH-GTRに付属する録画ソフト「MonsterTV」と同じ。iEPGを利用した番組予約もサポートしている。

 ただし、β版のため、スケジューラを使って複数のキャプチャボード制御する場合、各ボードに割り当てられた録画予約情報を参照して、1枚目の予約録画が終了してもPCをスタンバイモードに移行させないなどの機能がなく、正式には対応外となっている。なお、1枚のカードを対象にした予約録画は問題なく行なえるという。

Monster TV PH-GTR Monster TV PH-R

 PH-R/PH-GTRの仕様はほぼ同じだが、上位モデルのPH-GTRは、松下電器製の10bit処理対応3次元Y/C分離チップ「MN82832」を搭載するほか、Oren製のゴーストリデューサチップを搭載。3次元輝度ノイズリダクションも搭載している。

 CATV/音声多重対応のテレビチューナを搭載し、記録解像度は最大720×480ドット。対応ビットレートは最大15Mbpsで、Iフレームのみ25Mbpsでのキャプチャも可能。静止画キャプチャ(JPEG/BMP)にも対応する。

 くし型ノイズ除去フィルタ「DScaler」を装備するほか、アクティブ動き補正ノイズリダクションフィルタ、非圧縮データを直接ビデオメモリに転送して描画する「リアルタイム・ダイレクト・オーバーレイ」も搭載している。


□エスケイネットのホームページ
http://www.sknet-web.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.sknet-web.co.jp/sknet/downloard/main001.htm
□関連記事
【2003年9月16日】SKnet、GRT/3次元YC分離搭載の「Monster TV PH-GTR」
-ハードウェアエンコーダ搭載。低価格モデルは17,000円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030916/sknet.htm

(2004年6月4日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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