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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社マルチメディア総合研究所は、2003年度の国内DVDレコーダ市場調査結果を発表した。出荷台数は前年度比289.3%の217万台、出荷金額は前年比200%の1,600億円。 メーカーシェアでは松下電器産業が35.7%で1位。続いてソニーが22.1%で2位、東芝が16.6%の3位、パイオニアが14.7%で4位となっている。ソニーは昨年の1.3%から大幅増となった一方で、東芝やパイオニアのシェアは減少している。 出荷平均単価は7万3,700円で前年比で約30%下落した。同社では「売れ筋商品の実売単価が10万円を切ったことで爆発的に台数を拡大した」と分析している。また、メーカー別のシェアについても「シャープや三菱電機、日本ビクター、日立製作所などが本格参入し、メーカー間のシェア争いは激化する」と予測している。 また、出荷実績調査とあわせて個人消費者へのアンケートも実施。一般消費者約12,000人を対象とし、DVDレコーダ所有の有無や今後の購入意欲などを聞いた結果から、さらにDVDレコーダ所有者をメーカー別に637サンプル抽出し、利用動向や満足度などを調査した。調査時期は5月上旬。 アンケート調査では、今後購入したいと考えているデジタル家電のトップはDVDレコーダ(38.3%)で、液晶/プラズマテレビ(37.7%)、デジタルカメラ(25.9%)と続いている。 また、DVDレコーダユーザーの各メーカー製品に対する満足度は、東芝が3.74ポイント、松下とソニーが3.70ポイント、パイオニが3.66ポイントとなったが、「各社とも一長一短があり、ダントツの評価を獲得しているメーカーはなかった」としている。 なお、現在DVDレコーダを所有しているユーザーでは、約50%がハイブリッドレコーダを所有。購入を予定しているユーザーでは80%がハイブリッドレコーダの購入を希望しているという。 □マルチメディア総研のホームページ (2004年6月11日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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