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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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松下電器産業株式会社は、4メガ静止画記録に対応した3CCD DVカメラ「NV-GS400K」を7月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17万円前後の見込み。カラーバリエーションはシルバー(-S)とブラック(-K)が用意される。 1/4.7型107万画素CCDを3枚搭載した3CCD式のDVカメラ。動画記録時に70万画素、静止画では99万画素を使用する。静止画撮影時には独自の4倍密度画素配列技術「AXIS」により、最大2,288×1,728ドットの記録に対応する。
2003年7月発売の「NV-GS100K」の後継機種と位置づけられており、CCDの大型化や新ライカディコマーレンズの採用、光学ズーム倍率の向上、「新クリスタルエンジン」の採用など大幅な機能強化を図った。 新開発の光学12倍ズーム(F1.6)ライカディコマーレンズは、色収差を抑えた低分散レンズを採用し、16面マルチコートを施すことでフレアやゴーストを低減したという。焦点距離は35mm換算44.5~534mm(動画)/37.6~451mm(静止画)。フィルタ径は43mm。 高画質化回路「新クリスタルエンジン」では、高感度撮影時のノイズを低減する「新3次元ノイズリダクション」や、動画/静止画それぞれに最適な画質処理を施す「デジタル処理回路」などを新たに搭載した。SDメモリーカードを搭載し、JPEGの静止画記録が可能だが、MPEG-4記録機能は省かれている。 また、新クリスタルエンジンの採用により、DV動画と静止画の同時記録に対応。DVテープに動画を撮影しながら、1,280×960ドットの静止画をSDカードに記録できる。ワイド撮影時も、CCDの読み出しエリアを4:3撮影時より広げる「新高画質ワイドモード」となった。NV-GS100Kと同様に光学式手ぶれ補正機能「MEGA OIS」も備えている。 また、「マルチマニュアルリング」によりシャッタースピード、絞り/ゲイン、フォーカス、ズームの調節が行なえる。新たに露出補正やコントラスト設定が可能となったほか、GS100Kと同様に30コマ/秒撮影や、映画風の階調表現を行なう「シネマライクガンマ」も搭載している。 フラッシュも本体内蔵としたほか、マイクは天面4カ所に配した「4ECMステレオマイク」とし、広がりあるステレオ感と、正面方向の音声を確実に集音する指向性を両立させたという。マイク付きのリモコンも付属する。 液晶モニターは3.5型20万画素TFT。側面のパワー液晶モニターボタンにより、輝度を2倍に向上でき、昼間の屋外利用時などの視認性を向上させている。ビューファインダは12.3万画素。
本体にはDV端子やUSB 2.0端子を装備。また、USB 2.0でDV映像の転送を可能にする「USBビデオクラス」にも対応する。DV取り込み/編集ソフトは「Motion DV STUDIO 5.1J LE for DV」が付属し、AVIやMPEG-1、MPEG-4形式での編集/保存が行なえる。対応OSはWindows 2000/XP。 バッテリはリチウムイオン。付属バッテリ「VW-VBD140」利用時の連続駆動時間は約2時間(ファインダ)/1時間30分(液晶モニタ)。外形寸法は81×178×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約800g(バッテリ/テープ含む)。 □松下電器のホームページ (2004年6月15日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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