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ラックスマン株式会社は、同社11年ぶりとなる新開発の真空管セパレートアンプを7月に発売する。価格はプリアンプの「CL-88」が38万円、ステレオパワーアンプの「MQ-88」が45万円。さらに、CL-88専用のフォノアンプ「EQ-88」も8万円で同時発売する。 シンプルな回路構成を採用した真空管セパレートアンプ。真空管の供給やメンテナンス体制も整備し、同社では「末永く安心して使える製品」としている。
■プリアンプ「CL-88」 真空管にECC-83S、ECC-82を使用した2段増幅NFタイプ。ボリュームノブに触れるだけで、瞬時にミュートできる「タッチミュート機能」を搭載。配線には金メッキ4N無酸素銅単線を使用している。
また、ビタミンQオイルを含浸したチューブラ型コンデンサや、フィルム型ブロックコンデンサなどを搭載。筐体は15mm厚のアルミトップパネルなどによる免震構造を採用している。周波数特性は10Hz~100kHz。
アナログの同軸(RCA)入力を4系統、出力を1系統装備。外形寸法は255×390×110mm(幅×奥行き×高さ)。重量は8kg。
EQ-88は、CL-88の脇に設置することを想定したMM型カートリッジ対応のフォノイコライザアンプ。ECC-83Sを3本使用した3段増幅NFタイプとなっており、電源は専用ケーブルにてCL-88から供給される。外形寸法は110×315×102mm(幅×奥行き×高さ)。
■パワーアンプ「MQ-88」 出力管にKT88を4本、初段にECC83Sを2本、ドライバ段に12BH7Aを2本使用したステレオパワーアンプ。出力管の動作コンディションを最適な状態に保つというバイアス電流調節機能を装備。回路はムラード型で、定格出力は40W×2(8Ω)。周波数特性は10Hz~100kHz。 CL-88同様、配線には金メッキ4N無酸素銅単線を使用。さらに、ビタミンQオイルを含浸したチューブラ型コンデンサやOY36サイズのコアを使用した大型出力トランスを採用している。入力は同軸(RCA)を2系統(うち1系統はダイレクト入力)装備。外形寸法は400×390×185mm(幅×奥行き×高さ)。重量は25kg。
□ラックスマンのホームページ
(2004年6月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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