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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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セイコーエプソン株式会社は、オート画面歪み調整機構を備えたデータ液晶プロジェクタ「EMP-835」と「EMP-830」を7月中旬に発売する。価格は、EMP-835が627,900円、EMP-830が575,400円。
なお今回の新機種より、同社データプロジェクタのブランドネームをOAプリンタの「オフィリオ(Offirio)」と共通化する。
両機種とも、0.8型1,024×768ドットのポリシリコンTFT液晶パネルを搭載したデータプロジェクタで、EMP-835はネットワーク機能を強化した上位モデルという位置付け。表示スペック、映像入力などに違いはない。 主な特徴は、オートフォーカス、オートズーム、オートクイックコーナー(縦横台形自動補正機能)を組み合わせた「クイックセットアップ」を搭載すること。本体、またはリモコンの専用ボタンを押すことで作動し、スクリーンサイズにあった大きさの4:3映像を自動的に投写する。作動後に微調整することや、本体の起動と同時に作動させることも可能。 色の付いた壁への投写時に色合いを自動調整する「Wall Shot」も搭載。スクリーンが手元にない場合でも利用できるという。そのほか、電源OFF後にクールダウンを待つことなく電源コードを抜くことができる「ダイレクトパワーオフ」、説明箇所を矢印などで指し示す「ポインタ機能」、入力検出ボタンを押すことで入力中のソースを検出する「入力自動信号検出」などの装備を搭載する。 レンズは光学1.6倍ズームで電動ズーム、電動フォーカスに対応。60型を1.8m、100型を3mの距離から投写できる(共に最短、アスペクト比4:3)。 光源は200WのUHEで、輝度は高輝度モードが3,000lm、低輝度モードが2,200lm。コントラスト比は600:1となっている。騒音は28dB(低輝度モード)。 映像入力端子として、コンポーネント/アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)×2、S映像×1、コンポジット×1を搭載。ミニD-Sub15ピンのモニター出力も備える。外形寸法および重量は365×280×114mm(幅×奥行き×高さ)、約4.7kg。 上位モデルのEMP-835は、PCカードスロット、USB端子タイプAを1系統追加。メモリカード内のPowerPoint・静止画・動画ファイルを再生できる。動画は内蔵のMPEG-2ハードウェアデコーダで再生。また、無線LANカードを同梱し、IEEE 802.11g/bによるワイヤレスプレゼンテーションができる。 http://www.epson.co.jp/ □ニュースリリース http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040624_2.htm □オフィリオプロジェクターのホームページ http://www.i-love-epson.co.jp/products/elp/business/ □製品情報(EMP-835) http://www.i-love-epson.co.jp/products/elp/business/poweruse/outline/emp835.htm (2004年6月24日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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