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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ボーズ株式会社は、大規模空間用のスピーカーシステム「Panaray LT-III」シリーズを7月1日に発売する。音圧レベルや指向特性ごとに4種類をラインナップ。いずれも1本単位で発売する。
スタジアム、アリーナ、サーキットなどで使用するPA向けのスピーカー。別売の専用イコライザーと組み合わせて使用する。独自の位相制御技術が指向特性を正確にコントロールし、クラスター使用時の相互干渉を最小限に抑制したという。 また、中高音用モジュールに新開発の「V2ドライバー」を採用。「正確な応答性と歪みのない明瞭な再生を実現した」としている。高域用のコンプレッションドライバーもLTシリーズ専用に設計している。 全モデルともバイアンプ駆動に対応。吊り下げ設置用のステンレススチール製フライングポイントを16カ所に装備する。 LT 3202-IIIの指向特性は、水平36度、垂直22度。インピーダンス16Ω。最大音圧レベルは135dB(1m)で、定格入力は280Wとなっている。外形寸法は573×913×1,073mm(幅×奥行き×高さ)、重量は88kg。 LT 4402-IIIは、水平44度、垂直38度の指向特性を持ち、最大音圧レベルは130dB(1m)。インピーダンスは8Ω、定格入力は140W。外形寸法および重量は471×610×884mm(同)、50kg。
LT 9402-IIIの指向特性は、水平95度、垂直39度。定格入力は140Wで、最大音圧レベルは128dB(1m)、インピーダンスは8Ω。外形寸法は572×604×879mm(同)、重量は51kg。 LT 9702-IIIは、指向特性が水平92度、垂直61度。定格入力は140Wで、最大音圧レベルは126dB(1m)。インピーダンスは8Ω。外形寸法および重量は、572×368×879mm(同)、43kg。
なお、LT-IIIシリーズ向けのウーファ「Panaray LT MB24-III」も近日に発売する見込み。価格は42万円。 新設計の30cmウーファ×2を搭載。さらに独自の筐体設計により、低音用スピーカーとしては「正確な応答特性と原音に忠実な低音再生を行なう」という。 複数台のMB24-IIIを組み合わせ、ボーズ独自の指向性制御技術という「ベースアレイ」を構築可能。必要なエリアにのみ低音を提供できる。 バイアンプ駆動や吊り下げ設置にも対応。再生周波数範囲は40~250Hz、インピーダンスは4Ω。定格入力は800W。最大音圧レベルは123dB(1m)となっている。外形寸法および重量は508×713×646mm、59.2kg。 http://www.bose.co.jp/ □ニュースリリース(LT-III) http://www.bose.co.jp/information/news/nr_2004062901.html □ニュースリリース(LT MB24-III) http://www.bose.co.jp/information/news/nr_2004062902.html (2004年6月29日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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