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社団法人日本オーディオ協会(JAS)は6日、9月22日から25日まで開催するAV機器の展示イベント「A&Vフェスタ2004」の開催概要を発表した。会場は横浜みなとみらいのパシフィコ横浜展示ホールとアネックスホール。なお、今年から入場は無料となっている。
A&Vフェスタは、同協会が主催するAV機器の総合展示会。2001年を最後に終了した「オーディオエキスポ」の後を受けて、2003年に第1回が開催された。
第2回にあたる今年は、会場スペースを3割増設。当日券1,000円、前売り券800円だった入場料を無料にするなどして、さらなる入場者数の増加を見込んでいる。なお、第1回の出展者数は83社、入場者数は63,000人。第2回の出展社数は80社を予定し、8万人の入場者を見込んでいる。
■ 開かれたAVイベントとして
挨拶に立った日本オーディオ協会の鹿井信雄会長は、A&Vフェスタ 2004の特徴について「みなとみらい駅の完成で、会場までのアクセスが充実。さらに、入場料が無料になったことも大きい。また、昨年よりも開催日を前倒ししたことで、ほかの大きなオーディオイベントと同時期に実施することになり、地方からのお客さんも来場しやすくなるだろう」と説明。
具体的には9月24日から26日まで東京国際フォーラムで開催される「インターナショナルオーディオショウ」と、東京交通会館で行なわれる「ハイエンドショウ東京」、25日から26日まで損保会館で実施される「真空管オーディオフェア」を挙げ、「22日から26日までは、イベントが目白押しのオーディオウィークになる」と語った。
また、入場者のターゲット層として「アテネオリンピックも控えており、AVファンだけでなく、一般のファミリー層やカップルにも、大画面、サラウンド音響などの醍醐味が伝わりやすい状況になっている。こうしたことから、一般のお客さんにも魅力的で開かれたイベントとして実施したい」とする。 さらに「大画面・薄型テレビやDVDレコーダなどは大変な人気を博しているが、オーディオに関してもサラウンド音声やネットワークを使った音楽配信など、新しい技術や要素が登場している。従来から提唱しているサウンド・リアリティ・グレイト・ライフを引き続き合言葉として、ビジュアルだけでなくオーディオ人気も再復活させたい」と抱負を語った。
■ 竹中直人、角野卓造がAVのこだわりを語る
続いて、実行委員長の山本喜則氏(ソニー株式会社)が詳細な概要を解説。各ゾーンの種類や配置は第1回とほぼ同じで、メインホールは「カーAVゾーン」、「ホームシアターゾーン」、「次世代オーディオ・ソフトゾーン」、「アクセサリーゾーン」、大手メーカーが自前のブースを構える「フリーブースゾーン」、中央に位置する「イベント、ラウンジゾーン」にわかれるほか、2階や中2階の会場を使ったピュアオーディオメーカー中心の「リスニングルーム」も用意する。
最も注目されるのは「フリーブースゾーン」だが、山本実行委員長は「従来のように、各メーカーが新製品を展示するだけではなく、その製品を使ったライフスタイルも提案して欲しい」と語り、各メーカーと話し合ってブース内にAV機器を取り入れた部屋を再現するなどの展示アイデアを提案した。
イベントゾーンでは、家族でスピーカー作りが体験できる「クラフトスタジオ」を展開。さらに、AV専門誌の紹介や販売、希少なDVDビデオやCDなどの販売コーナー、新作映画の予告編や子供向けアニメを最新のホームシアターシステムで視聴できる「A&Vファミリーシアター」などを設置。さらに、飲食可能なテラスでは、各テーブルにスピーカーを設置し、音楽を聴きながら食事ができるという。 大型のアネックスホールでは、各種セミナーやトークライブを実施予定。23日には俳優で映画監督の竹中直人氏と世界映画HAKKENJINの堀切日出晴氏の対談、25日の13時からは俳優の角野卓造氏とAV評論家の潮晴男氏の対談、16時からは二胡奏者の許可(シュイ・クゥ)氏がトークライブと生演奏を披露する。
(2004年7月6日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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