MTVジャパン、10月開始のモバイル放送に音楽番組を供給

　エム・ティー・ヴィー・ジャパン株式会社は20日、10月中旬開始の「モバイル放送」に音楽番組を供給すると発表した。CSやCATVなどの現行番組を同時再送信(サイマル)する。

　モバイル放送は、映像7チャンネル、音声30チャンネル、データ情報サービス約60タイトルの衛星放送で、2.6GHz帯を利用。視聴には専用の携帯端末や車載端末を使用する。

　MTVジャパンは、モバイル放送の映像7チャンネルのうち、唯一の音楽コンテンツとして参加。「屋外や移動中など、視聴機会を増やすことで、より身近なメディアとして認知拡大をめざす」としている。

　モバイル放送の溝口哲也社長は「移動中に楽しむメディアとしても、音楽はキラーコンテンツ。MTVはワールドワイドに展開しており、世界のすばらしいコンテンツを楽しんでいただきたい」とコメントしている。

　なおモバイル放送は、総務省から14日付で有料放送契約約款の認可を受けた。それによると、契約は受信機1台ごと、契約の有効期間は1年となっている。

□MTVジャパンのホームページ
(7月20日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.mtvjapan.com/
□モバイイル放送のホームページ
(7月20日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.mbco.co.jp/
□関連記事
【6月18日】モバイル放送、本放送開始を10月中旬に延期
－「山手線で放送が途切れないレベルにまで高めたい」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040618/mobile.htm

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.