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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は、160GBのHDD、DVDマルチドライブ、VHSデッキを一体化したレコーダ「RD-XV33」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は9万円前後の見込み。カラーリングはシルバーのみ。 HDDレコーダ、DVD-R/RW/RAMレコーダ、VHSビデオレコーダを1台にまとめたモデル。各メディア間の双方向ダビングに対応しており、HDDからDVD/VHS、DVDからHDD/VHS、VHSからDVD/HDDへ、計6通りの組み合わせでダビングが行なえる。 さらに、VTRの再生時やHDD/DVDへのダビング時に画質を向上させる「3D-DNR」を搭載。また、新たに画質レートのマニュアル設定時に、3/4 D1(540×480ドット)の解像度での録画に対応。従来のRDシリーズの2/3 D1(480×480ドット)と比べ、3~3.8Mbpsの低ビットレート時の画質を向上させたという。 VHSをDVDメディアにダビングする際は、VHSの録画時間を計測し、最適な画質モードを設定する「一枚分ぴったりダビング」機能や、VHSの先頭からDVDやHDDダビングを行なう「頭からダビング」機能などが利用可能。同社はこれらの機能を「V・RDエンジン」と呼んでいる。また、本体前面にi.LINK入力端子も装備しており、DVテープの映像をDVDやHDDにダビングすることもできる。 HDD/DVDからVHSにダビングする際は、コンテンツを一覧表示する「見るナビ」画面から、ダビングしたいコンテンツを選択できる「見るナビダビング」が利用可能。HDDとDVD間では高速ダビングやレート変換ダビング、他社のレコーダやPCで作成したDVD-R/RWをHDDにダビングする「ラインUダビング」なども可能になっている。 HDDの容量は160GBで、最大約284時間の録画が可能。チューナはアナログVHF/UHFとCATVに対応。ただし、チューナは1基のみなので、HDD/DVD/VHSへの同時録画はできない。予約録画はHDDとDVDのみ可能で、予約方式はGコードに対応。VTRは手動録画のみとなっている。 DVDドライブ部はDVD-R/RW/RAMに対応し、カートリッジタイプのDVD-RAMもサポート。CPRMに対応しており、コピーワンスコンテンツをHDDとDVD-RAMに録画可能。DVD-RWはビデオモードのみサポートしており、-VRモードでの録画はできない。また、コピーワンスコンテンツはHDDからDVD-RAMへのムーブのみ可能で、HDD/DVDからVTRへのダビングやムーブには対応していない。 映像DACは54MHz/10bit、音声DACは192kHz/24bit。入力端子はS1映像×3、コンポジット×3、アナログ2ch音声×3、i.LINK×1。出力は、D2×1、S1映像×1、コンポジット×2(1系統はVTR専用)、アナログ2ch音声×2(1系統はVTR専用)、光デジタル音声×1となっている。なお、VTRの映像はD端子やS映像からも出力でき、テレビとの配線を簡略化。VHS映像のプログレッシブ出力もサポートしている。 外形寸法は430×355×97mm(幅×奥行き×高さ) 、重量は7.2kg。液晶ディスプレイ付きのリモコンが付属する。
(2004年7月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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