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東芝、160GB HDDとDVD/VHSを一体化したレコーダ
-「V・RDエンジン」を搭載し、前面にi.LINK端子も装備


8月下旬発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:東芝DVDインフォメーションセンター
    Tel.0120-96-3755
    Tel.0570-00-3755(携帯電話・PHS用)


 株式会社東芝は、160GBのHDD、DVDマルチドライブ、VHSデッキを一体化したレコーダ「RD-XV33」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は9万円前後の見込み。カラーリングはシルバーのみ。

 HDDレコーダ、DVD-R/RW/RAMレコーダ、VHSビデオレコーダを1台にまとめたモデル。各メディア間の双方向ダビングに対応しており、HDDからDVD/VHS、DVDからHDD/VHS、VHSからDVD/HDDへ、計6通りの組み合わせでダビングが行なえる。

 さらに、VTRの再生時やHDD/DVDへのダビング時に画質を向上させる「3D-DNR」を搭載。また、新たに画質レートのマニュアル設定時に、3/4 D1(540×480ドット)の解像度での録画に対応。従来のRDシリーズの2/3 D1(480×480ドット)と比べ、3~3.8Mbpsの低ビットレート時の画質を向上させたという。

 VHSをDVDメディアにダビングする際は、VHSの録画時間を計測し、最適な画質モードを設定する「一枚分ぴったりダビング」機能や、VHSの先頭からDVDやHDDダビングを行なう「頭からダビング」機能などが利用可能。同社はこれらの機能を「V・RDエンジン」と呼んでいる。また、本体前面にi.LINK入力端子も装備しており、DVテープの映像をDVDやHDDにダビングすることもできる。

 HDD/DVDからVHSにダビングする際は、コンテンツを一覧表示する「見るナビ」画面から、ダビングしたいコンテンツを選択できる「見るナビダビング」が利用可能。HDDとDVD間では高速ダビングやレート変換ダビング、他社のレコーダやPCで作成したDVD-R/RWをHDDにダビングする「ラインUダビング」なども可能になっている。

 HDDの容量は160GBで、最大約284時間の録画が可能。チューナはアナログVHF/UHFとCATVに対応。ただし、チューナは1基のみなので、HDD/DVD/VHSへの同時録画はできない。予約録画はHDDとDVDのみ可能で、予約方式はGコードに対応。VTRは手動録画のみとなっている。

 DVDドライブ部はDVD-R/RW/RAMに対応し、カートリッジタイプのDVD-RAMもサポート。CPRMに対応しており、コピーワンスコンテンツをHDDとDVD-RAMに録画可能。DVD-RWはビデオモードのみサポートしており、-VRモードでの録画はできない。また、コピーワンスコンテンツはHDDからDVD-RAMへのムーブのみ可能で、HDD/DVDからVTRへのダビングやムーブには対応していない。

 映像DACは54MHz/10bit、音声DACは192kHz/24bit。入力端子はS1映像×3、コンポジット×3、アナログ2ch音声×3、i.LINK×1。出力は、D2×1、S1映像×1、コンポジット×2(1系統はVTR専用)、アナログ2ch音声×2(1系統はVTR専用)、光デジタル音声×1となっている。なお、VTRの映像はD端子やS映像からも出力でき、テレビとの配線を簡略化。VHS映像のプログレッシブ出力もサポートしている。

 外形寸法は430×355×97mm(幅×奥行き×高さ) 、重量は7.2kg。液晶ディスプレイ付きのリモコンが付属する。


□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_07/pr_j2101.htm
□関連記事
【2004年夏 ハイブリッドレコーダ一覧】
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040708/rec2004s.htm

(2004年7月21日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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