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ヤマハ、自動音場補正機能搭載のシアターシステム
-5万円弱でシネマDSP対応シアターを実現


DVX-S150

9月上旬発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:AVお客様ご相談センター
     Tel.0570-01-1808


 ヤマハ株式会社は、DVDシアターシステム「シネマステーション」の新モデル「DVX-S150」を9月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は49,800円前後の見込み。

 DVDプレーヤーとAVアンプを統合したセンターユニットと、5.1chスピーカーから構成されるDVDシアターシステム。2003年9月に発売された「DVX-S120」の後継モデルとなる。

 DVDプレーヤー部はプログレッシブ出力に対応し、D2端子を装備している。音楽CDやMP3を収録したCD-R/RWに再生もサポート。VRモードで録画したDVD-RW、DVD-RAMの再生には対応していない。

 アンプ部には独自のデジタルアンプを採用、定格出力は45W×5ch(6Ω)。FM/AMチューナも内蔵している。新たに同社のAVアンプで採用している自動音場補正機能「YPAO(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimaizer)」のBASICバージョンを搭載。付属のマイクをリスニングポイントに設置し、YPAOをスタートするだけで、スピーカーの有無/サイズ/音量差/距離差の4項目を自動的に測定して最適化できる。

 なお、YPAO BASICバージョンでは、従来のYPAOにあったパラメトリックEQが省略され、チャンネルごとのF特などの補正は行なえない。

 また、同社独自の「シネマDSPテクノロジー」も搭載。Action/Dramaなど8種類のシネマDSPプログラムと、Classic Hall/Jazz Clubなど4種類の音楽用HiFi DSPプログラムを内蔵し、再生ソースに合わせたサラウンド再生が行なえる。

 DTSやドルビーデジタル、ドルビープロロジック II、AACの再生にも対応。音量を絞った状態でもセリフなどの明瞭度を保ちながら、突然の大音量を抑える「ナイトリスニングモード」や、ヘッドフォンでサラウンド再生が楽しめる「サイレントシアター」も備えている。

 映像出力はモニター出力がD2×1とS映像×1、コンポジット×2、音声出力はアナログ、光デジタルをそれぞれ1系統装備する。入力端子はコンポジット映像×2、アナログ音声×2、光デジタル×1を装備する。センターユニットの外形寸法は360×360×75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.4kg。

 スピーカーは、フロント/リア/センターが、いずれも5cm径のフルレンジユニットを2基搭載した密閉型。サブウーファはA-YSTを採用し、16cm径のユニットを採用。内蔵アンプの出力は50W。

【スピーカーセットの主な仕様】
  DVX-S150
フロント/サラウンドスピーカー
ユニット フルレンジ:5cm径×2
再生周波数帯域 100Hz~25kHz
インピーダンス
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
72×108×170mm
重量(1台) 0.9kg
センタースピーカー
ユニット フルレンジ:5cm径×2
再生周波数帯域 100Hz~25kHz
インピーダンス
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
300×105×72mm
重量(1台) 1.1kg
サブウーファ
ユニット 16cm径×1
アンプ出力 50W
入力インピーダンス 12kΩ
再生周波数帯域 30Hz~200Hz
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
200×390×365mm
重量(1台) 8.4kg

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2004/04072701.html
□関連記事
【2003年7月30日】ヤマハ、デジタルアンプ搭載SACD対応DVDシアターシステム
-SACD非対応の下位モデルも用意
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030730/yamaha1.htm

(2004年7月27日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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