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株式会社EVCは、PC上で1080i/720pのMPEG-2ファイルを作成できる業務用ソフトウェアエンコーダ「HD MPEG-2 ソフトエンコーダ」(ES-MP2HD-01)を8月26日に発売する。価格は50万4,000円。対応OSはWindows 2000/XP。 HDの非圧縮映像を、HD解像度のMPEG-2ファイル(MP@HLフォーマット)に変換するためのソフトウェアエンコーダ。ポストプロダクションや教育、医療関係などの業務用途を想定しており、1年間で100システムの販売を見込んでいる。 従来、MP@HLフォーマットのファイルを作成するためには、数百万円以上の高価なHD対応MPEG-2ハードウェアエンコーダを使用する必要があった。しかし、HD MPEG-2 ソフトエンコーダでは一般的なPCで同様のエンコード処理ができるという。推奨しているPCのスペックは、CPUがPentium 4 2GHz以上、メモリが1GB以上。
入力フォーマットはAVIとQuickTimeをサポート。HD非圧縮のノンリニア編集システムから出力されたファイルを読み込んで、簡易操作メニューを利用すれば、ビットレートを指定するだけで1080i/720pのMPEG-2 TS、及びPSファイルのエンコードができる。なお、複数ファイルをバッチ処理にも対応している。 なお、作成したファイルはHD対応のVODサーバへの登録や、HD MPEG-2対応のPC用ソフトウェア/ハードウェアデコーダなどで動作確認を行なっており、ファイルの整合性も検証しているという。 さらに、トランスコードシステムとしてのカスタマイズや、SD解像度、HDV、MPEG-4(Simple/ASP/Core/Main)、H.264/MPEG-4 AVC(Baseline/Main)などにも別途対応でき、HD対応の次世代DVDなどの作成にも利用できるという。
(2004年7月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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