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アテネオリンピック放送機構がドルビーEとドルビープロロジックIIを採用


8月5日発表

 Dolby Laboratories International Services日本支社は5日、アテネオリンピック放送機構(AOB)がアテネオリンピックのサラウンド放送向けとして、ドルビーのデジタルオーディオ用音声コーデック技術「ドルビーE」と「ドルビープロロジックⅡ」を採用したと発表した。

 AOBは、アテネ五輪の模様をデジタル放送用にドルビーE、アナログ/ステレオ放送サービス用にドルビープロロジックIIを採用して配信する。日本では、配信されたドルビーEデータをNHKで受信し、総合テレビとBSデジタルハイビジョン用の5.1chサラウンド放送を行なう。

 ドルビーは専門スタッフをアテネに常駐させ、DP571ドルビーEエンコーダーとDP572ドルビーEデコーダーの操作をサポートしている。また、DP563ドルビープロロジックIIエンコーダー、DP564ドルビープロロジックIIデコーダー、分析器DM100、ラウドネスメーターLM100を供給し、技術協力しているという。

 ドルビーEは放送用のデジタル音声圧縮技術。最大8chのデジタル音声をPCM2ch分のAES/EBU音声信号に圧縮できる。ドルビーによると、最近はサラウンド放送の中継用音声として活用されているという。

□ドルビー日本支社のホームページ
(8月6日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.dolby.co.jp/

(2004年8月6日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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