エプソン、クラス最高2,500ルーメンのモバイルプロジェクタ －自動台形補正やダイレクトパワーオン機能も搭載

EMP-745

9月上旬発売 標準価格 ： 「EMP-745」498,000円 「EMP-740」448,000円 連絡先 ： プロジェクターインフォメーションセンター Tel.0570-004110

　セイコーエプソン株式会社は、クラス最高輝度の2,500ルーメンを実現した液晶データプロジェクタ「EMP-745」と「EMP-740」を9月上旬に発売する。価格はEMP-745が498,000円、EMP-740が448,000円。

EMP-740

　0.7型ポリシリコンTFT液晶パネルを搭載したモバイルクラスのデータプロジェクタ。パネル解像度は1,024×768ドットで、光学1.2倍の手動ズーム・手動フォーカスレンズを搭載する。EMP-740は、EMP-745からPCカードスロットを省略した下位モデル。

　マイクロレンズ付きの液晶パネルと新開発の光学エンジンにより、クラス最高輝度の2,500ルーメン(高輝度モード)を実現。コントラストは400：1。

　「自動台形歪み補正」も搭載し、本体の傾きを自動検知して縦方向の歪みを自動補正する。補正は電源ONから約1秒。高さ調整の脚は調整を容易にするという単脚を採用した。

　電源ONから約7秒で起動。電源コードを差し込むだけで投写を開始する「ダイレクトパワーオン機能」も利用できる。電源OFF後のクールダウンは約20秒。ボタンを押すだけで入力ソースを検出して投射する「入力信号自動検出」機能も搭載する。

　映像入力は、アナログRGB/コンポーネント(ミニD-Sub15ピン)、S映像、コンポジットを各1系統搭載。外形寸法は276×193×70mm、重量はEMP-745が約1.8kg、EMP-740が約1.7kg。

　PCカードスロットを装備した上位機種のEMP-745は、ワイヤレスプレゼンテーションに対応。IEEE 802.11g/b対応無線LANカードも同梱している。パワーポイントファイルやJPEGを本体のみで表示に対応するほか、LAN経由での制御・監視が行なえる。

(2004年8月23日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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