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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社オプトウェアは23日、世界で初めてコリニア方式によるホログラム光技術を用い、反射型ホログラム光ディスクに動画を記録/再生することに成功したと発表した。 これまでディスク形状の記録媒体にホログラフィックのページデータの記録再生した例はあるが、いずれも記録媒体は透明な構造で、従来の光ディスクとは大きく異なるものだったという。 オプトウェアでは、従来の光ディスクの構造を踏襲した、反射膜付きで、プリフォーマットが施されたホログラム光ディスクへのコリニア方式(記録用の参照光と信号光を同軸に配置し、メディア上に1つの対物レンズで照射する方式)による記録方式を提唱してきた。 しかし、こうした構造ではプリフォーマットされたアドレス情報によってホログラムを記録再生する際に散乱ノイズが発生し、信号品質を著しく劣化させる問題があったという。今回、プリフォーマットからの散乱の影響をなくした波長選択膜構造を導入することで、理想的なコリニア方式ホログラフィック記録が可能となったという。
同社では、7月8日から12日にかけて、出資企業6社や国内外の8社に非公開で記録映像の上映を実施。技術の詳細は9月16日、17日にパリで開催される「COST Action P8(Cooperation in the field of Scientific and Technical Research)」で発表するという。 □オプトウェアのホームページ (2004年8月23日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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