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シャープ、単2電池駆動のラジカセ風1ビットデジタルオーディオ「Auvi」


SD-FX20-D(オレンジ系)
9月24日より順次発売

標準価格 オープンプライス

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 シャープ株式会社は、1ビットMD/CDシステム「Auvi(アウビィ)SD-FX20」を発表した。シルバー系(-S)、ブラック系(-B)、レッド系(-R)、オレンジ系(-D)の4色を用意し、シルバー系とブラック系が9月24日、レッド系とオレンジ系が10月上旬に発売される。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後と見られる。

シルバー系(上段)、ブラック系(下段左)、レッド系(下段右)

 CD、MD、AM/FMチューナ、アンプ、8cmフルレンジスピーカーなどで構成したオールインワンの1ビットMD/CDシステム。新たに乾電池駆動に対応した。

 単2アルカリ電池10本で約5時間のCD再生、約6時間のMD再生、約7時間のラジオ受信が行なえる。AC電源での駆動も可能。

 1秒間に約280万回(約2.8MHz)の高速サンプリングし、得られた1ビット信号を増幅する「1ビットデジタルアンプ」を採用。CDの64倍相当の分解能が得られるとし、「音の立ち上がりスピードや滑らかさを高品位に再現する」という。

 なお同社では、1ビットデジタル信号はマルチビット信号に比べ、間引きや推量補完がない点で「より原音に近い」としている。アンプの実用最大出力は4W×2ch。

 また、アナログから1ビットデジタル信号への変換を「高精度1チップΔΣ変調LSI」で行ない、そのままアンプ内の伝送/増幅処理を経てスピーカーへ送信。アナログ信号のままで処理するより、「音質劣化が極めて少なく自然でクリアな音質を実現する」としている。

 CD部はCD-R/RWの再生に対応。CDテキストも表示できる。MD部はMDLPを採用し、CDからMDへの4倍速録音も行なえる。

 そのほか、サウンドエンハンサー、サラウンド再生、デイリー/ワンス/スリープタイマーなどの機能を搭載。リモコンも付属している。

 本体にステレオミニジャックのアナログ外部入力とヘッドフォン端子を装備。最大外形寸法は401×261×180mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.8kg(乾電池含まず)。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/040906-a.html
□関連記事
【5月10日】シャープ、1ビットデジタルアンプ内蔵のCD/MDラジカセ
-MD/CDラジカセとして業界最小の待機時消費電力
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040510/sharp.htm
【2003年9月10日】シャープ、1ビットデジタルアンプ内蔵のCD/MDシステム
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030910/sharp2.htm

(2004年9月6日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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