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バンダイビジュアル、「装甲騎兵ボトムズ」のDVD-BOXを発売
-TVシリーズとOVAを全話収録。20枚組みで10万5,000円


2005年2月24日発売

標準価格:105,000円

品番:BCBA-2106


 バンダイビジュアル株式会社は、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のテレビシリーズとOVAシリーズ全話を収録したDVD-BOX「装甲騎兵ボトムズDVDメモリアルボックス」を2005年2月24日に発売する。価格は105,000円。初回限定生産品となっている。

 ディスクの収録枚数は全20枚。'83年より放送が開始されたテレビシリーズ全53話をすべて収録するほか、OVAシリーズ「ザ・ラスト・レッドショルダー」('85年)、「ビックバトル」('86年)、「レッドショルダードキュメント 野望のルーツ」('88年)、「赫奕たる異端(全5話)」('94年)も収録。

 また、映像特典として総集編にあたる「STORIES OF THE “A.T.VOTOMS”」、「HIGHLIGHTS FROM THE “A.T.VOTOMS”」、「ウド」、「クメン」、「サンサ」、「クエント」も収録。さらに、ノンクレジットバージョンのオープニングやエンディングなども収めている。

 さらに、封入特典として「ボトムズの全てを網羅した」(同社)という、約200ページの解説書を同梱。BOXケースおよびインナージャケットは、描き下ろし仕様になるという。

 映像は4:3のスタンダードサイズ。音声はドルビーデジタルモノラル(一部ステレオ)で収録。一部を除いてニュープリント、ニューテレシネによるデジタルリマスター仕様となっている。

 「装甲騎兵ボトムズ」は、「太陽の牙 ダグラム」の後番組として、テレビ東京系で'83年4月から放送されたSFロボットアニメーション。「ボトムズ」とは、単座式のロボット兵器アーマード・トルーパー(AT)の俗称。アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントによる百年戦争の過程で開発されたATは、消耗激しい最前線に投入される大量生産兵器として使用され、パイロット達は最下層の存在であるという皮肉を込めて「ボトムズ」と呼んでいた。

 主人公のキリコも、そんなボトムズ乗りのひとり。百年戦争の末期、キリコは作戦目的不明のままある施設への攻撃に参加するが、対象は友軍の施設だった。キリコはそこで、カプセルに収容された裸の女性を発見する。それが「素体」と呼ばれる軍事機密だったことから、軍やかつての仲間から追われる立場となり、地獄のような放浪生活が始まるのだった。

 どこか人間性の欠落した主人公、使い捨ての消耗品として描かれるロボット兵器など、ガンダムシリーズとは異なるリアリティが高い評価を受けた。原作・監督は高橋良輔。声の出演は郷田ほづみ、弥永和子、上恭之介、銀河万丈、千葉繁ほか。


□バンダイビジュアルのホームページ
(9月8日現在、このタイトルに関する情報は掲載されていない)
http://www.bandaivisual.co.jp/
□サンライズの「ボトムズ」紹介ページ
http://www.sunrise-inc.co.jp/datacard/card0017.htm

(2004年9月8日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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