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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、「おまかせ・まる録」機能やムーブ対応の新PSXを12月上旬より発売する。160GBモデル「DESR-5500」と、250GBモデル「DESR-7500」が用意され、価格はともにオープンプライス。実売価格は160GBモデルが70,000円前後、250GBモデルが90,000円前後。
従来モデルの「DESR-5100/7100」から、ハードウェアも一新され、上位モデルのDESR-7500ではDV端子を搭載する。両モデルとも新たにHDDからDVD-RWへのムーブに対応。また、新たにアンテナ線のスルー出力端子を搭載し、従来同梱していた分配器は省かれた。 なお、プレイステーション 2のゲーム機能は搭載しているが、PlayStation BBへの対応は未定。PlayStation BBを利用しないオンラインゲームは利用できる。 HDDとDVD±R/RWドライブを採用するハイブリッドレコーダ機能と、PS2の機能を組み合わせた製品。DVD関連では新たにDVD+Rへの書き込みに対応し、DVD±Rの8倍速書き込みをサポートする。 また、従来モデルではデジタル放送のコピーワンス番組のHDD録画は行なえたが、DVDへのムーブはサポートしていなかった。新モデルではDVD-RWへのムーブが可能となった。録画モードはHQ/HSP/SP/LP/EP/SLPが用意される。 「DESR-7500」と「DESR-5500」の違いは、HDD容量と、DESR-7500のみDV端子やGRT、BSアナログチューナを搭載すること。 ソフトウェアも大幅に強化されており、「x-アプリ」と呼ばれる新アプリケーションを搭載した。x-アプリは自動録画機能「x-おまかせ・まる録」と、静止画を音楽付きの動画作品にする「x-Pict Story」、気分やシチュエーションに合わせてノンストップで音楽再生を行なう「x-DJ」から構成される。 「x-おまかせ・まる録」は、コクーンやスゴ録などのおまかせ・まる録機能と同様に、ユーザーの好きなキーワードやジャンルを設定すると、自動的に番組録画を行なう機能。設定キーワードなどのほか、視聴した番組や録画予約した番組の内容、実際の視聴状況やDVDへの書き出しなどの操作からユーザーの好みを学習し、録画精度を向上させているという。
「x-Pict Story」は、PSXのHDD上の静止画画像を元に、PSX内のオリジナルサウンドから好みの音楽を選ぶだけで、自動的にエフェクトを付け動画作品を作り出す機能。 「x-DJ」は、COOL/HOTなどのプレイリストを選ぶだけで、PSXのHDD内の音楽からその場に合った曲を次々と自動で選曲してノンストップ再生する。なお、CDからのHDDへのリッピングについては従来モデル同様CDDBには対応しない。 EPGは従来と同様のGガイド。新たに独自の「番組追跡アルゴリズム」により、予約した後のEPG変更を追跡し、予約を修正する「番組追跡録画」機能も搭載した。“毎週録画予約していた1時間の連続ドラマの最終回のみ1時間半に延長”といった時にもEPGの変更内容を追跡して録画が行なえるという。時間変更の範囲は予約の前後1時間。 また、19時から21時の枠でスポーツ中継で、EPG上に延長情報が含まれる場合に自動的に1時間長く録画予約する「スポーツ延長対応」も搭載している。 従来モデル同様に、「DVDメニュ-作成画面」や、HDDに録画した映像のチャプタ単位での編集などに対応する。 なお、従来モデルのソフトウェアアップデート対応については「未定」としている。
□ソニーのホームページ (2004年9月15日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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