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クラリオン株式会社は、カーナビ/オーディオ「ADDZEST(アゼスト)」の新モデルとして、8型ワイドのテレビモニタや、1DINサイズのHDDナビゲーション、2DINサイズのCD/MDユニットなど計3機種を発売する。各モデルの仕様、発売時期、価格は下表の通り。
■ TSZ840/NTV840HD 8型ワイド液晶を採用したテレビチューナ内蔵モニタ。1DINサイズに8型ワイド液晶を格納するため、新開発の開閉システム「トリニティ・モーション・システム」を開発。モニタが前方に迫り出し、起立する従来の開閉とは異なり、モニタ横向きに迫り出した後、弧を描くように回転、起立する機構を採用している。 解像度は480×234ドット。テレビ画面とナビ画面をメインとサブにわけ、同一画面上に表示する「ピクチャーインピクチャー機能」や、画面を12/8分割して一覧表示する「マルチスクリーン機能」も搭載。さらに、タッチパネル機能も備えている。
なお、テレビを視聴する際は、別売のフィルムアンテナ「ZCP106500」(13,440円)が必要。また、11月発売のCCDカメラ「CC2010AA」(25,200円)を接続すれば、バックカメラとして利用できる。
NTV840HDは、6月に発売されたHDDナビ「NAX040HD」と、TSZ840をセットにしたモデル。どちらも薄型筐体を採用しているため、ナビ本体はシートの下などに設置できるという。 ナビ機能としては、3D CAD技術でよりリアルになったという「スクエアビュー」(都市部の主要一般道路にのみ対応)を採用。さらに、都市高速入口表示(全国373カ所)を3D化している。
また、専用のETCユニット「ETC940」を追加すると、ナビと連動した料金表示や音声案内が可能。時間や料金などをリストアップする履歴表示も行なえる。さらに、「カーライフ全般をナビゲートする」という「メンテナンスメニュー」も搭載。エンジンオイルの交換時期、タイヤの空気圧、免許証の更新時期なども表示できる。
■ DMZ846MP/BK ディスプレイ部に4階調のフルドットVFDを採用したCD/MDレシーバ。テキストやグラフィック、29バンドのスペアナなどをきめ細やかに表示できるという。
CD部は音楽CDに加え、CD-R/RWディスクに記録したMP3/WMAファイルの再生もサポート。プレイリスト再生や、漢字を含む日本語表示もサポートしている。また、FM/AMチューナも内蔵。アンプ部の定格出力は17W×4ch(4Ω)。 フロントフェイスはアルミニウム製。ロータリーボリュームにはダイヤカット加工を施し、美しさと操作性を両立させたという。
□クラリオンのホームページ
(2004年10月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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