デノン、DVS対応のDVD/MDオーディオ「ラピシア」新モデル －5.1ch化用にサブウーファ/スピーカシステムも用意

D-ME77DV

10月下旬より順次発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：宣伝部 　　　　　Tel.03-6731-5540

　株式会社デノンは、一体型DVD/MDオーディオシステム「ラピシア」の新モデルとして「D-ME77DV」と「D-ME55DV」を10月下旬より順次発売する。

　また、D-ME77DV/ME55DVを5.1ch対応とする3.1chアンプ内蔵サブウーファ「DSW-ME55」と、3chスピーカーパッケージ「SYS-ME55」も10月中旬より発売される。価格は全てオープンプライス。各モデルの店頭予想価格は下表の通り。

■ D-ME77DV/ME55DV

D-ME55DV

　D-ME77DVは、シリーズ最上位モデルとなるDVD/MDミニコンポ。DVD部はDVDビデオや音楽CD、MP3を収録したCD-R/RWの再生に対応する。DVDビデオのプログレッシブ出力にも対応する。

　MD部はMDLPに対応。2倍速、4倍速の高速録音も可能となっている。また、音楽DVDなどをMDにアナログ録音する場合でも、トラックナンバーを自動的に記録できる「トラックマーク」機能も搭載している。

　アンプ部の出力は20W×2ch(6Ω)。ドルビーデジタルやDTS、ドルビープロロジック IIのデコードに加え、フロントの2スピーカーを利用したバーチャルサラウンド技術「ドルビーバーチャルスピーカー(DVS)」にも対応。また、ヘッドフォンでもバーチャルサラウンド視聴が行なえる「ドルビーヘッドフォン」も搭載している。

　映像出力はD2×1、S映像×1、コンポジット×1を装備。音声出力は光出力×1、アナログ音声×1、3.1ch出力×1(センター/サラウンド/サブウーファ)、ヘッドフォンなどを装備。音声入力はアナログ3系統、光デジタル1系統を装備する。スピーカーターミナルは、バナナプラグに対応する。外形寸法は210×333×145mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7kg。

　スピーカーキャビネットは天然木付き板の光沢仕上げ。14cmグラスファイバーウーファ×1と2.5cmソフトドームツィータの2ウェイ2スピーカーとなっている。外形寸法は160×243×270mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.9kg(1台)。

　D-ME55DVはME77DVの下位モデル。センター部の仕様は共通で、変更点はスピーカーターミナルがバナナプラグ非対応となるほか、スピーカーキャビネットがMDFになることなど。

■ DSW-ME55

DSW-ME55

　リア/センタースピーカー用の30W×3ch(8Ω)アンプと、サブウーファ用の60Wアンプを搭載したサブウーファ。16cmコーン型ウーファを搭載し、再生周波数帯域は30Hz～200Hz。外形寸法は210×385×322mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.3kg。

■ SYS-ME55

SYS-ME55

　DSW-ME55と組み合わせることで、D-ME77DV/ME55DVを5.1ch化できる3chスピーカーシステム。フロントバッフルにMDF材を採用している。

　リアスピーカーは、8cmコーンユニット×1を搭載し、許容入力は40W(EIAJ)。入力インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は120Hz～20kHz。外形寸法は95×119×140mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.9kg(1台)。

　センタースピーカーは8cmコーンユニット×2を搭載し、許容入力は40W(EIAJ)。入力インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は120Hz～20kHz。外形寸法は210×165×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1kg。

□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/dme77_55.html
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【9月10日】デノン、アルミパネル採用の一体型コンポ「ラピシア」
－CD/FMで気に入った曲を曲頭からMDに録音可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040910/denon.htm

(2004年10月18日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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