エプソン、フルHD解像度の液晶プロジェクタ用「D5」パネル －量産出荷は2005年5月を予定

10月18日発表

　セイコーエプソン株式会社は10日、ホームシアタープロジェクタおよび大型液晶プロジェクションテレビ向けの高温ポリシリコンTFT液晶パネル「D5シリーズ」のフルHD対応機種を10月よりサンプル出荷、2005年5月より量産出荷すると発表した。

　今回発表のD5シリーズパネルは1,920×1,080ドットの1080pに対応する。D5シリーズは、現在主力の「D4シリーズ」からコントラスト比を20%向上させている。同一のランプでの輝度が向上し、同一解像度でパネルを小型化できるとしている。

　D5シリーズは6月に0.7型720p(1,284×724ドット)のパネルを発表しているが、今回の1080pパネルの追加により、ラインナップを拡充した。D4シリーズでもフルHDパネルを発表しているが、画素ピッチを15μmから10μmに微細化することで、同一解像度でのパネルサイズを1.3型から0.9型に小型化している。

　なお、今回発表のフルHD D5パネルは10月20日よりパシフィコ横浜で開催される「FPDインターナショナル2004」に出展される。

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□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2004/041018.htm
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(2004年10月18日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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