アイ・オー、WMV対応「LinkPlayer」の低価格モデル －無線LANを省き、約5,000円低価格化

11月下旬発売 標準価格：27,720円

　株式会社アイ・オー・データ機器は、Windows Media Video9の再生に対応したネットワークDVDプレーヤー「AVeL LinkPlayer」の新モデルとして、無線機能を省いた低価格モデル「AVLP2/DVDLJ」を11月下旬に発売する。価格は27,720円。

　9月中旬に発売されたネットワークDVDプレーヤー「AVeL LinkPlayer(AVLP2/DVDG)」から、無線LAN機能とDVI-I端子を省いたモデル。AVLP2/DVDGの33,075円から、約5,000円低価格化している。

　Ethernetを装備したDVDプレーヤーで、通常のDVDプレーヤーとして利用できるほか、ネットワーク上のパソコンに保存されている映像/音楽/写真データなどのデジタルコンテンツを、テレビなどに出力できる。

　デコーダチップにSigma Designsの「EM8620L」を採用し、WMV9の再生に対応。WMV9の解像度は720p(D4)のWMV HDをサポートする。また、MPEG-2/MPEG-1/XviDの出力が可能なほか、オーディオは、WMA/MP3/MP2/AAC/AC3/PCM/OggVorbisに対応、JPEG/BMP/PNG/GIFの表示も可能となっている。なお、音声WMV9 Pro音声のWMV HDコンテンツについてもファームウェアアップデートで11月末頃に対応予定としている。

　また、サーバーソフト「AVeL Link Advanced Server 1.5」では、同社製テレビキャプチャカード「GV-MVP/RZ」、「GV-MVP/RX」などの録画ソフト「mAgicTV 4.2」と連動して、LinkPlayerからmAgicTV 4.2のEPGを利用して録画予約する機能も搭載している。

　USBホスト機能も搭載し、USB 2.0に対応。映像出力は、D4、S2映像、コンポジットを各1系統搭載。音声出力は光デジタル、同軸デジタル、アナログ音声を各1系統装備する。外形寸法は430×291×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.5kg。

　また、同社のLAN HDD「LANDISK(HDLシリーズ)」上のメディアファイルをLinkPlayer上で視聴可能にするLANDISK用ファームウェアもあわせて公開されている。

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/video/2004/avlp2/index.htm
□ニュースリリース(LANDISK)
http://www.iodata.jp/news/2004/10/landisk-update.htm
□製品情報
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/video/2004/avlp2/index.htm
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(2004年10月27日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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