JASRAC、新潟県中越地震被災地域の著作物使用料徴収を当面見合わせ －11月1日から、CDレンタル店やカラオケボックスなどが対象

　社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は29日、新潟県中越地震被災地域の著作物使用料の徴収しないことを、27日の理事会で決定したと発表した。

　具体的には、11月1日から当面、新潟県が災害救助法の適用を決定した以下の6市、15町、9村に所在し、JASRACと利用許諾契約を締結しているカラオケ飲食店、カラオケボックス、CDレンタル店などの著作物使用料を徴収せず支払いが免除されることが決定された。対象となるのは1,371件で、期間はまだ決まっていないが、金額は月間約1,400万円になるとしている。

対象市町村：小千谷市、長岡市、十日町、栃尾市、見附市、柏崎市、六日町、中之島町、越路町、三島町、与板町、出雲崎町、川口町、堀之内町、小出町、塩沢町、大和町、川西町、小国町、西山町、津南町、中里村、安塚村、和島村、山古志村、湯之谷村、広神村、守門村、刈羽村、広入瀬村

　また、併せてJASRAC会員・信託者の作詞家、作曲家、音楽出版社などの権利者と、JASRAC役職員から義援金を募り、新潟県知事に渡すことも決定した。

□JASRACのホームページ
http://www.jasrac.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jasrac.or.jp/release/04/10_5.html
□「スナックなどの飲食店でのカラオケ・演奏」
http://www.jasrac.or.jp/info/play/index.html
□「カラオケボックス・カラオケルーム」
http://www.jasrac.or.jp/info/play/inst.html
□「CD・ビデオレンタル」
http://www.jasrac.or.jp/info/rental/index.html
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http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/10/18/5029.html

(2004年10月29日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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