クリエイティブ、DVDオーディオ対応PCカード型サウンドカード －2つの動作モードを用意。THX認定も取得

11月中旬発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：クリエイティブメディア 　　　　　Tel.03-3256-5577

　クリエイティブメディア株式会社は、PCカード型のオーディオインターフェイス「PCMCIA Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebook(PCSBAGY2Z)」を11月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は14,800円。対応OSはWindows 2000/XP。

カード本体

　最大7.1ch出力が可能なPCカード型サウンドカード。24bit/192kHz対応のDACを搭載し、全7.1chでSN比104dBを実現したという。24bit/192kHz 2chや24bit/96kHz 5.1chのDVDオーディオ再生に対応するほか、24bit/96kHzでの録音にも対応する。

　THX Multimedia認定を取得し、ドルビーデジタル EXやDTS-ESデコーダも内蔵。対応ドライバはDirectSound/MME/WDM/ASIO 2.0。カード上に光デジタル入力/マイク入力/ライン入力共用端子と、ヘッドフォン出力/光デジタル出力共用端子を装備。

　さらに、スピーカー接続ケーブル専用端子も搭載し、付属ケーブルを利用してライン1(フロント)/ライン2(リア/サラウンド右)/ライン3(センター/サブウーファ/サラウンド左/リアセンター)出力による、7.1chスピーカー出力も可能となっている。また、3Dエフェクトの「EAX 4.0 ADVENCED HD」にも対応する。

　ノートPCのシステム環境にあわせて2モードの動作モードが用意される。「ハイパフォーマンスモード」は、Audigy 2 ZS Notebookのフル機能を利用可能とするモードで、ゲームや音楽作成、DVDオーディオやDVDビデオ再生時に利用する。

　「スタンダードパフォーマンスモード」は、ノートPCのCPU速度やメモリ容量、PCMCIAのホストプロセッサの能力不足などにより、フル機能が利用できない場合に利用する。24bit/96kHz、24bit/192kHzのオーディオ再生が利用不可となるほか、24bit/48kHz出力も6chに制限される。また、THXセットアップコンソールやASIO 2.0も利用できない。

　カードの外形寸法は54×111×8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約46g。スピーカー接続ケーブルのほか、DVDオーディオサンプルCDやステレオイヤフォンが同梱される。ソフトウェアはオーディオ統合ソフト「Creative Media Source 3.0」や、録音ソフト「Smart Recorder 2.0」、WAVE編集ソフト「WaveStudio」などが付属する。

接続ケーブル利用時	Media Source 3.0

□クリエイティブメディアのホームページ
http://jp.creative.com/
□ニュースリリース
http://jp.creative.com/corporate/pressroom/releases/welcome.asp?pid=11852

(2004年11月4日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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