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ヤマハ、「720p DarkChip3」搭載DLPプロジェクタ
-コントラスト比5,000:1。HDMI入力装備


12月下旬発売

標準価格:オープンプライス

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 ヤマハ株式会社は、720pの新DMDパネル「720P DarkChip3」を搭載したDLPプロジェクタ「DPX-1200」を12月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は120万円前後の見込み。

 0.8インチ/1,280×720ドットのDMD素子「720P DarkChip3」の単板式。DarkChip3では、ミラー部に入り込む光の乱反射を防ぐなど、ランプからの光の利用効率を高めており、パネルの能力を引き出す新光学系と組み合わせることで、コントラスト比5,000:1を実現した。明るさは800ルーメン。

 カラーホイールは、RGB 6セグメントにNDフィルタ付きの暗いグリーンセグメントを追加した、7セグメントタイプを採用。グリーンの分解能を向上させることで、全領域での階調表現力を高め、色再現性においてもHDモニター規格(B.T.709)による規定範囲全ての色を再現可能という。

 レンズは12群14枚の1.6倍ズームレンズ(F2.7~5.0)で、異常分散(AD)ガラスの採用により色収差の低減や周辺部の解像感を向上させている。100インチ投射距離は3.0~4.8m。電動式の光学絞り機構も搭載し、3段階の切り替えが可能。暗い部屋での映画鑑賞や明るい部屋でのスポーツ視聴など、用途に応じて利用できるという。

 10bit AD変換回路や1080i対応のIP変換回路など、信号処理回路も高精度化。SD信号に対してTrueLife機能によるエッジエンハンス&ディティールエンハンスを搭載し、輪郭やディティールの再現性や、立体感ある映像再生を実現したという。

 また、多彩な画質調整機能を搭載し、色調整ではWRGBYCMの7軸に対する色度値やゲインを個別に指定可能なほか、色温度とRGBとのバランスの整合性を保ちながら調整できる独自のナチュラルカラーアジャストメントシステムも搭載している。ランプは270W SHPで、ノイズレベルは28dB(ランプパワー80%)。

 入力端子はHDMIとD4、S映像、コンポジット、BNC(コンポーネント/RGB)、D-Sub 15ピンなどを装備する。外形寸法は495×465.4×192.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13.8kg。リモコンが付属する。

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2004/04110901.html

(2004年11月9日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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