シーラスロジック、6ch/8ch対応24bit/192kHzオーディオDAC －オーディオ用サンプルレートコンバータの最上位モデルも発表

　米Cirrus Logicは10月28日(現地時間)、24bit/192kHzに対応したオーディオDAC「CS4365」と「CS4385」を発表した。10,000個ロット時単価はCS4365が4.29ドル、CS4385が5.48ドル。

　SACD/DVDオーディオプレーヤーやホームシアターシステム、車載オーディオなどに向けたオーディオDAC。「CS4365」が6ch、「CS4385」が8chの出力をサポートする。ともにピン互換となっており、システム設計を共通化できる。

　CS4365/85では、ミスマッチ・ノイズ・シェーピング・テクノロジによるマルチビットΔΣアーキテクチャを採用。低ノイズ性を高め、114dBのダイナミック・レンジと全調波歪み率-100dBを実現したという。また、従来製品からの強化点として、SACDアプリケーション向けのTDMシリアルインターフェースとDSDプロセッサが追加された。

　同時にオーディオ用サンプルレートコンバータとして、分解能16bit～32bit、サンプルレート32～192kHzをサポートした「CS8421」も発表された。10,000個ロット時単価は4.85ドル。

□シーラス・ロジックのホームページ
http://www.cirrus.com/jp/
□ニュースリリース(CS4365/CS4385)
http://www.cirrus.com/jp/press/releases/P433.html
□ニュースリリース(CS8421)
http://www.cirrus.com/jp/press/releases/P434.html

(2004年11月11日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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