東芝EMI、Mora/MusicDropで10回までのCD書出しを許可 －OpenMG/WMA DRM対応機器への転送回数も無制限に

　株式会社レーベルゲートは、同社が運営する音楽配信サイト「Mora」と「MusicDrop」で配信する楽曲のうち、東芝EMIの楽曲について17日より新楽曲使用ルールで配信すると発表した。

MusicDropの告知ページ

　Mora/MusicDrop上の楽曲のうち、東芝EMIの楽曲については、レーベルゲートが10日に発表した新配信ルールが適用される。適用される新ルールは以下のとおり。

• 対応機器への転送が、回数の制限無く行なうことができる
• 音楽CDとしての書き込みを、1曲につき10回まで行なえる

　レーベルゲートでは、現在MoraではATRAC3形式で、MusicDropではWMA形式(DRM対応)で音楽配信を行なっている。Moraで購入した楽曲はOpenMG対応機器への転送が、MusicDropで購入した楽曲についてはWMA DRM対応機器への転送回数が無制限となる。なお、17日正午より前に購入した楽曲については、新配信ルールでの利用はできない。

　レーベルゲートでは10日に、音楽配信サイト「Mora」対応のオーディオソフトとして「Sonic Stage 2.3 for Mora」を17日より無償配布することを発表。配信ルールに「音楽CD作成」、「ポータブル音楽プレーヤーへの転送回数無制限」が加わり、楽曲提供者の希望により、CD書き出し可能な楽曲や、OpenMG対応機器への楽曲転送回数無制限の楽曲配信が可能になるとしていた。

　なお、東芝EMI以外の配信ルールについては従来どおりだが、変更がある場合は実施日の約1週間前に告知するとしている。

□レーベルゲートのホームページ
http://www.labelgate.co.jp/
□楽曲使用ルール変更の案内
http://mora.jp/special/ss23/
□ニュースリリース(SonicStage 2.3 for Mora)
http://www.labelgate.co.jp/news/p20041110.html
□関連記事
【11月10日】レーベルゲート、「SonicStage 2.3 for Mora」を17日より無償配布
－コンテンツ供給側で音楽CD書き出し許可も可能に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20041110/label.htm

(2004年11月12日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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