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ペガシス、TMPGEnc Plus 2.5をアップデート
-約1年2カ月ぶりのバージョンアップ


11月11日公開


 株式会社ペガシスは25日、ソフトウェアMPEGエンコーダ「TMPGEnc PLUS」の最新バージョン(Ver.2.524)を公開した。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。

 ファイルサイズは約8,458KB。TMPGEnc Plus 2.5のバージョンアップは2003年9月25日以来、約1年2カ月ぶりとなる。

 今回から、プロジェクトファイル及びテンプレートファイルのフォーマットが変更された。そのため今バージョンで作成したプロジェクトは、古いバージョンでは使用できなくなる。また、ウィザードのビットレート計算タブでメディアの種類にDVD-DLが指定可能になったほか、MPEGシステムマルチプレクサで、mux_rate(多重化レート)に最大ビットレートを記録するようになり、出力完了までの時間が短縮された。

 さらに、MPEG設定ダイアログのGOP構造でのGOPシーケンス表示で、非Closed GOPでもMPEG規格に則した表示を行なうようになり、MPEG-2 VideoのSequence display extensionヘッダの値がDVに準拠するようになった。そのほか、以下の修正が行なわれている。

  • MPEG-1でロングGOP時の画質を向上
  • 静止画シーンのエンコード品質を向上
  • MPEGビデオのデコードを高速化
  • CRI Sofdec MPEG Decoderで48/96kHz、16/20/24bit、1/2chのWaveファイルが開けるようになった
  • マルチスレッド使用時のエンコード中に、まれにエラーが発生する問題を修正
  • IとBピクチャのみで構成されたGOP構造でのMPEG エンコードを改良
  • MPEG-2のアスペクト比2.21:1を2.11:1と間違っていたのを修正
  • AVI/WAVE出力の音声コーデック選択画面でキャンセルボタンをクリックしても、再び選択画面が表示されてしまう問題を修正
  • 量子化行列でテンプレートに既に登録されている内容を別名で登録すると、登録したテンプレートが削除できなくなる問題を修正
  • 量子化行列の編集でテンプレート名が空白のときに削除ボタンを押すと、メモリアクセス違反が起きる問題を修正
  • ファイルの内容がすべてゼロデータのファイルを読み込もうとすると長時間制御を戻さなくなることがある問題を修正
  • T MPEGファイルに不正なデータが含まれている場合、処理時に固まることがある問題を修正
  • TMPGEncで書き出したAVIファイルをWMPで再生すると、途中で「不正なファイル」と表示される問題を修正

□ペガシスのホームページ
http://www.pegasys-inc.com/j_main.html
□ダウンロードページ
http://www.pegasys-inc.com/ja/download/tp_rireki.html
□関連記事
【2003年9月25日】ペガシス、TMPGEnc Plus 2.5をアップデート
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030925/pegasys.htm
【2003年7月16日】ペガシス、TMPGEnc Plus 2.5をアップデート
-MPEGデコーダ「CRI Sofdec Decoder」を搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030716/pegasys.htm
【2003年6月12日】ペガシス、TMPGEnc Plus 2.5のアップデータ
- for VAIOやDVD Source Creator for VAIOも更新
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030612/pegasys.htm
【2003年5月19日】ペガシス、「TMPGEnc PLUS」をアップデート
-メモリアクセス違反などを修正
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030519/pegasys.htm

(2004年11月12日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]


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