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レコード会社7社、ファイル交換ソフト違法利用者の情報開示請求
-音楽ファイルを公開した12人の氏名などの開示をISPに要求


11月16日発表


 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は16日、エイベックスなどのレコード会社7社が、ファイル交換ソフトを利用して、インターネット上で音楽ファイルを不正に公開しているユーザー12名の氏名などの情報開示を求める請求を、ISP 8社に対して行なったと発表した。

 情報開示請求を行なったのは、ビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパン、エイベックス、ソニー・ミュージックレコード、デフスターレコーズの7社。同社によると、12名のユーザーは許諾を得ることなく市販CDの音源をファイル交換ソフトでアップロードし、レコード会社の著作隣接権(送信可能化権)を侵害しているという。

 なお、該当ユーザーの情報を開示するか否かは、請求を受けたISPが今後、請求者の主張内容や、該当ユーザーからの意見聴取などを行ない、判断することになる。

 RIAJでは音楽ファイルの不正アップロードをしていると思われるユーザーに対し、2004年3月からインスタントメッセージを利用し、注意を喚起する通知を送信。現在まで送信数は400万通を超えるという。しかし、繰り返し、大量にアップロードするユーザーがあとを絶たないため、ISPへの個人情報開示請求に踏み切った。同協会はこの請求を、今後も継続して行なっていくとしている。


□日本レコード協会のホームページ
http://www.riaj.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.riaj.or.jp/release/pr041116.html

(2004年11月16日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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