◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
ソニーと日亜、赤/青紫の2波長対応再生用レーザーカプラ
-小型/軽量のブルーレイディスクプレーヤーを実現


660nmと405nmに対応した2波長レーザカプラ(原理試作品)

11月16日発表


 日亜科学工業株式会社ソニー株式会社は16日、DVD再生専用レーザーと青紫色レーザー対応の2波長レーザーカプラを共同開発し、2005年末を目処に量産体制を構築すると発表した。

 両社では2002年6月より光ディスク記録再生用の青紫色レーザーダイオードの共同開発を開始。2004年4月には特許のクロスライセンス契約を締結するなど、協力関係を強めている。

 今回開発した2波長レーザーカプラは、DVD再生用の赤色と青紫色レーザー光ディスク再生用の青紫色の2つの半導体レーザダイオードと、それぞれに対応した受光素子、受発光用光学部品を一体化している。それぞれ独立して搭載していた、2波長のレーザーダイオードや受光素子が集約されたことで、光学ヘッドの簡素化や小型化、高信頼性化を実現できるという。

 ソニー株式会社 マイクロシステムズネットワークカンパニー デバイスソリューションズカンパニーの熊谷 修プレジデントは、「今回の2波長対応のレーザーカプラの開発により、製品化を容易にするとともに、製品の小型化を実現。小型軽量なブルーレイディスクプレーヤーなどの新しいアプリケーションの開発を可能にする」と説明している。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200411/04-1116/
□日亜化学工業のホームページ
http://www.nichia.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nichia.co.jp/jp/about_nichia/new20041116.html
□関連記事
【4月22日】ソニーと日亜、青紫色レーザー特許のクロスライセンスを締結
-対象特許は800件。ソニーが青色LDの量産供給に進出
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040422/sony.htm
【2002年12月18日】日亜とソニー、青紫色レーザーダイオードの共同開発で合意
-2003年春に量産レベルのBlu-ray向けレーザーダイオードを開発
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021218/blue.htm

(2004年11月16日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.