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シャープ、CRTテレビに不具合で発煙する可能性
-対象台数1,500台。無償点検・修理で対応


12月16日発表

連絡先:Tel.0120-18-5228


32C-PB1

 シャープ株式会社は29日、2000年4月から5月にかけて製造されたCRTテレビ2機種について、発煙の可能性があるとして無償点検、修理を行なうと発表した。

 対象となるのは「28C-PB1」の製造番号1321662~1323361、「32C-PB1」の製造番号1323862~1325561の製品で、対象台数は1,500台。

 不具合は、画像補正用コイル端子と基板銅箔との接続部で、一部ハンダの量が不足しているものがあり、時間の経過とともに偏向コイルの磁界振動と熱の影響を受け、ハンダ付け状態が不安定になり、映像にノイズが入る、映像が歪むなどの症状が発生するというもの。

 同社では「不安定な状態が持続した場合、継続的な放電で発煙や基板の一部が焼損することもあるが、本体キャビネットへの被害や外部への拡大被害はない」としている。

 対応は、同社のサービスステーションの技術者がユーザー宅を訪問し、無料で点検し、画像補正用コイル端子と基板端子との間に、リード線を追加し回路の補強を行なう。点検/修理は以下の窓口で受け付ける。

連絡先:Tel.0120-18-5228

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/041216-a.html

(2004年12月16日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]


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