シャープ、液晶「AQUOS」の輝度500cd/m2モデル3機種 －人の声を聞き取りやすくする「いきいきボイス」搭載

2005年1月22日発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お買い物相談フリーダイヤル 　　　　Tel.0120-078178

　シャープ株式会社は、液晶テレビ「AQUOS」シリーズの新モデルとして、輝度500cd/m²の20V/15V/13V型の計3機種を2005年1月22日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。各モデルの型番、店頭予想価格は下表の通り。なお、カラーリングは全モデルシルバーのみとなっている。

サイズ	型番	店頭予想価格	発売日
20V型	LC-20C7-S	13万円前後	2005年1月22日
15V型	LC-15C7-S	85,000円前後
13V型	LC-13C7-S	65,000円前後

　2003年6月に発売した「C5」シリーズの後継機。いずれのモデルも解像度640×480ドットのASV方式低反射ブラックTFT液晶パネルを採用。輝度は500cd/m²。視野角は上下左右170度。明るい部屋で、正面以外からでも黒の引き締まったコントラストの高い映像が楽しめるという。なお、周囲光にあわせてバックライトの輝度を最適化する「明るさセンサー」も備えている。

LC-20C7-S

　15V型と13V型の主な仕様は共通。20V型のLC-20S7-Sには、3次元動き適応型のI/P変換回路や、3次元デジタルY/C分離回路を搭載。チラツキ、色にじみ、カラーノイズなどを低減したという。また、電源部は20V型のみAC電源を本体に内蔵し、15V型と13V型はACアダプタを同梱する。

　また、スピーカーユニットは、15V型と13V型が50mm径で、20V型は57mm径。アンプの出力は前者が2.1W×2ch、後者が5W×2chとなっている。また、20V型のエンクロージャはテレビのキャビネットから独立した構造を採用したバスレフ型。低域特性に優れているという。

　全てのモデルに会話と音楽を自動的に識別し、アナウンサーなどの声を聞き取りやすくするという「いきいきボイス」機能を搭載。これは、流れている音声が人の声なのか音楽なのかを自動的に判別し、各ソースに最適な音質設定を自動で行なうというシステム。これにより、音楽番組を観た後のニュース番組で、アナウンサーの声が聞き取り難くなる現象が解消されるとしている。

　チューナ部はアナログのVHF/UHF/CATVに加え、BSアナログチューナも内蔵。デジタル放送の番組が画面の中央に4:3で小さく表示された場合、画面一杯に拡大表示するための「画面拡大」ボタンをリモコンに搭載。ほかにも、チャイルドロック、映像を上下左右反転表示する機能、映像のみを非表示にして音楽だけを楽しむ機能なども利用できる。

　映像入力端子は、20V型がS映像を1系統、D2を2系統、コンポジットを3系統用意(内1系統はモニター出力共用)。15V型/13V型の映像入力は、コンポジットを2系統(内1系統はモニター出力共用)、D2を1系統装備。いずれもプログレッシブ信号に対応するほか、ヘッドフォン出力も備えている。

　筐体のデザインはインダストリアルデザイナーの喜多俊之氏が担当。スタンドを含めた外形寸法と重量は、20V型が48.3×27×57.2cm(幅×奥行き×高さ)で約9.3kg、15V型が37.5×23.2×45.3cm(同)で約5.1kg、13V型が33.4×21.7×41.5cm(同)で約4.6kg。リモコンや転等防止用部品などが付属する。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/041220-a.html
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－20V型、15V型、13V型をラインナップ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20041108/sharp.htm
【2003年5月20日】シャープ、D2入力装備の液晶テレビ「AQUOS」
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030520/sharp.htm

(2004年12月20日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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