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プレクスター株式会社は22日、11月に発売したDVD±R/RWドライブ「PX-716シリーズ」において、2層DVD-Rの書き込みを可能とするファームウェアのβ版を公開した。 PX-716シリーズは、内蔵型の「PX-716A/JP」と、IEEE 1394/USB 2.0接続の外付けモデル「PX-716UF/JP」をラインナップしているが、同ファームウェアを適用することで、どちらのモデルも2層DVD-Rに対応する。同社では試作品の2層DVD-Rメディアを利用し、ディスクアットワンスで2倍速の書き込みができることを確認したとしている。ただし、2層のDVD-Rメディアは12月22日現在、一般には販売されていない。 なお、同ファームウェアを適用することで、データ保護機能の「SecureRecording」、CD-R用の大容量記録機能「GigaRec」、書き込み時にレーザーパワーを調節する「VariRec」(DVDのみ)が利用できなくなる。また、ファームウェアはβ版のため、2層DVD-Rメディアへの書き込みだけでなく、その他の動作を含めて保証の対象外となる。 同社では9月の製品発表時からDVD-Rの2層記録サポートを予告、10月にはファームウェアの公開次期を「12月中旬」と アナウンスしていた。今回、公開されたファームウェアがβ版になったことについて同社は「規格策定のスケジュールが想定していた時期よりも遅れているため、正式対応時期を延期することになった」と説明している。なお、正式バージョンのファームウェアの公開は2005年1月中旬を予定しているという。
PX-716シリーズは、DVD±R/RWに加え、DVD+R DLの書き込みもサポート。書き込み速度はDVD±Rが16倍速、DVD+R DLが4倍速、DVD+RWが8倍速、DVD-RWが4倍速。価格はPX-716Aが16,000円前後、PX-716UFが20,000円前後となっている。
□プレクスターのホームページ (2004年12月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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