◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
シャープ、液晶TV「AQUOS」の累計生産台数が500万台突破
-4年で達成。世界の薄型テレビの約3台に1台がAQUOS


1月6日発表


初代AQUOS C1ライン

 シャープ株式会社は6日、液晶カラーテレビ「AQUOS(アクオス)」の累計生産台数が、2004年12月28日で累計500万台を達成したと発表した。矢板工場(栃木県)、亀山工場(三重県)、SEES(スペイン)、SEMEX(メキシコ)、NSEC(中国)の5拠点の累計生産台数。

 「2001年から2004年の薄型テレビの総世界需要は、約1,400万台(JEITA発行「AV主要品目世界需要予測」)と予測されており、そこから推定すれば世界の薄型テレビの約3台に1台がAQUOS」(同社)としている。

 同社では「2005年度までに国内のカラーテレビを、ブラウン管から液晶に置き換える」というビジョンのもと、2001年1月(量産開始は2000年12月)に液晶テレビAQUOSの第1弾として、C1ライン「LC-20C1」、「LC-15C1」、「LC-13C1」を発売。

 海外でも、2001年5月に欧州向けに20V型、15V型、13V型を商品化し、米国、アジアなど全世界で展開。また、2004年1月には世界で初めて、液晶パネルから液晶テレビまで一貫生産する亀山工場が稼動し、「亀山生産モデル」として出荷している。

 AQUOSの累計生産台数は、量産開始から100万台を達成するまでには2年を要したがその後、200万台達成を10カ月で、300万台は7カ月、400万台は4カ月、500万台達成は3カ月で実現しており、順調に市場を広げている。

 同社ではAQUOSを、「'53年に国内で初めて量産して以来、51年間蓄積した『テレビ技術』と、'73年に世界で初めて電卓の表示装置に液晶を使用以来31年間蓄積した『液晶技術』の融合により創出された、シャープを象徴する商品」と位置づけ、「液晶テレビのリーディングメーカーとして、オンリーワンの液晶技術と最先端の画像エンジンの組み合わせにより、感動できる商品づくりに努めていく」としている。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050106-a.html
□関連記事
【4月8日】シャープ、新開発1ビットアンプ搭載のポータブルMDプレーヤー
-ドルビーヘッドフォンなどの音場調節機能も装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020426/sharp2.htm

(2005年1月6日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.