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D&M HD、米トリビューンとiEPGに関する戦略的提携
-双方向通信で決済も可能な3D表示のiEPG


1月5日発表


 株式会社ディーアンドエムホールディングス(D&M HD)は5日、米国内外でリプレイTV、TiVoなどのクライアント機にEPGを配信している米トリビューン・メディア・サービスと、2004年12月28日にiEPGの戦略的販売契約を締結したと発表した。これにより両社は今後、双方向機能を備えたiEPGやデジタルレコーダのソフトウェアを提供。2006年から日本でもサービスを開始するという。

 今回の契約では、D&M HD傘下のリプレイTVとACT(アドバンスト・センターフォー・テクノロジーズ)が、電子データ転送インフラとデジタルビデオレコーダ技術を、トリビューンがiEPGソフトウェア・アプリケーションとTVガイド、および劇場用映画の総合データベースをそれぞれ提供する。

 これらを組み合わせることで、ハイビジョンテレビなどで、3D表示エンジンを使ったiEPGが提供できるという。また、バックエンド・サービスのインフラやネットワークには、D&M HDがリプレイTVやリオの顧客データやソフトウェアの更新・管理に用いているシステムを利用。番組表を配信するだけでなく、顧客の持つ端末との双方向通信が可能となり、メーカー側が端末に新しいソフトウェアをダウンロードしたり、コンテンツやサービスの決済を行なうこともできる。

 両社は「これらのソリューションは、ネットワーク接続を持った次世代テレビやDVDレコーダ、メディア・センターPCなど、様々な機器に対応できる」としており、まず、北米とヨーロッパからサービスを開始。日本では2006年からサービスを提供するという。

□D&M HDのホームページ
http://www.dm-holdings.co.jp/
□トリビューンのホームページ(英文)
http://www.tms.tribune.com/
□ニュースリリース
http://www.dm-holdings.com/jp/media/press/2005/20050105.html

(2005年1月7日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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