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シャープ、亀山工場に大型液晶パネル向けの第2工場を建設
-第8世代のマザーガラスで40/50型を中心に製造


亀山第2工場(完成予定図)

1月12日発表


 シャープ株式会社は、液晶パネル生産を中心とする亀山工場の敷地内に、新たに第2工場を建設すると発表した。建物や生産設備を含む設備投資額は約1,500億円で、2006年10月の生産稼動を目指す。

 第2工場では、40型/50型クラスの生産に適した第8世代のマザーガラスを採用。基板サイズは2,160×2,400mmと、世界最大サイズのマザーガラスを採用。40型クラスが8枚、50型クラスが6枚とれるという。第2工場と、既に稼動中の第1工場における30型クラスの生産を併せてラインナップを拡充することで、市場ニーズに適合した対応を進める。

 また、現在プラズマテレビ(PDP)が主流の40型/50型の市場開拓を目指していく上で、PDPに対するコスト力強化も高める必要があるとしており、そのために、第2工場では部材メーカーと設計段階から新規部材の開発を進めて大幅なコストダウンを図る。また、生産プロセスの改善などにより工場内の搬送距離や生産リードタイムの低減を目指していくという。

 これらの「オンリーワン生産革新」により、第1工場に比べ、約2倍(45型換算)の投資生産性を実現するとしている。投入量力は当初月産15,000枚で、2007年中に第2期生産ラインの導入により月産3万台を目指す。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050112-a.html

(2005年1月12日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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