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東陶機器株式会社(TOTO)は、2月14日より順次発売するウォシュレット一体型便器の新モデル「NEWネオレスト」と「NEW Zシリーズ」の1部機種に、MP3ファイル再生機能「サウンドリモコン」を搭載する。音楽再生機能を備えるのはタンクなしの「NEWネオレスト EX3」(41万1,600円)と、「NEWネオレストSD4」(31万5,000円)と、タンク付きの「NEW Z5」(32万3,400円)の3機種。EX3とSD4は4月1日の発売、Z5は4月20日の発売となってる。 これらのモデルには、「香り(オートフレグランス)」と「音楽(サウンドリモコン)」機能を搭載。音楽と香りの相乗効果で、四季の移ろいを演出し、トイレでの究極のリラックスを実現したという。
春夏秋冬に合わせて「春は野ばら」、「夏は風鈴」、「秋は古都」、「冬は真綿」というテーマを決め、ローズなど4種類の香りを便器に内蔵。便座に座ると消臭と同時に、便座側面から香りが放出される。フレグランスオイルを収めたトレーは取替え可能。 音楽は、壁掛け型のユニット、サウンドリモコンから再生される。SDカードスロットを備えており、付属のカードにMP3形式でTOTOオリジナルソングや「亜麻色の髪の乙女」、「G線上のアリア」、「アヴェ・マリア」など、ヒーリングミュージックやクラシックなど16曲を収録。フォーマットは通常のMP3のため、ユーザーが任意のファイルをSDカードに記録・再生することもできる。なお、サウンドリモコンはステレオスピーカーも内蔵しているほか、便座の操作パネルとしても利用できる。
同社は香りと音楽を便器に取り入れた理由について、「2002年に行なった“トイレ内にあったらよいものはなんですか?”というアンケートの結果、AV機器を挙げる人が方が多く、第2位になった。音楽を聴いたり、テレビを見るなど、居室での行為の延長をトイレにも求めている人が増えている」とした上で、「臭いのあるトイレで心地よい音楽を聴いてもリラックスはできない。そこで、音楽と香りを組み合わせてリラックス効果を高めた」と説明している。 便座としては、いずれのモデルも便座裏面に撥水性を持たせた特殊樹脂加工を施し、汚れへの耐性と、拭き取りやすさを高めたという。また、ウォシュレットのノズルまわりの凹凸を減らした「ノズルまわりすっきり形状」や、便器のフチをなくした形状を採用することで、掃除がより簡単に行なえるとしている。
ほかにも、音声ガイドリモコン機能や、便ふたのオート開閉、オート/リモコン便器洗浄、室内・便座暖房機能、節電機能なども備えている。
□TOTOのホームページ
(2005年1月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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