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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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オンキヨー株式会社は、「More EMOTION」をコンセプトにした新製品として、Hi-MDに対応したCD/MD一体型ミニコンポ「FR-Bシリーズ」(X-B8)を3月9日に発売する。仕上げによって価格が異なり、ピアノ仕上げのブラックモデル(B)とホワイトモデル(W)は各84,000円。木目仕上げのスタンダードモデル(Y)は73,500円となっている。3モデルの違いは仕上げのみで、本体の仕様は共通。
CD、MD、チューナ、アンプを一体化したミニコンポで、MD部は「Hi-MD」規格に対応。Hi-MDモードではPCMと、Hi-SP、Hi-LPの3個の録音モードが選択可能。80分の通常のMDディスクを利用した場合リニアPCMで28分、Hi-SPでは2時間20分、Hi-LPでは10時間10分の録音が可能。1GBのHi-MDディスクではHi-LPモードで最大約34時間録音できる。ただし、USB端子は備えておらず、PCとの連携機能はない。 様々な録音モード時に優れた情報処理能力を発揮するという「High Speed ATRAC DSP」を搭載。さらに、A/D変換やATRACフォーマットへの圧縮など、デジタル処理をすべて24bit化して行なう「24bitプロセッシング」も採用している。 また、MDデジタル録音レベル調整機能や、サンプリングレートコンバーターも搭載。CD部はCD-R/RWディスクの再生に対応するが、MP3/WMAファイルはサポートしない。CDからMDへの2倍速ダビングが可能。 アンプ部には100kHzを超える超高域まで対応する独自のワイドアンプテクノロジー「WRAT」を採用している。定格出力は14W×2ch(8Ω時)。ボリュームには、同社のAVアンプなどに採用されている電子ボリューム「オプティマム・ゲイン・ボリューム」を搭載。ボリュームと連動してプリ部の増幅度を可変とし、微小なノイズの増幅を抑制。小音量時でも豊かなサウンド表現を実現したという。 スピーカーは2ウェイのブックシェルフで、エンクロージャはバスレフ。ユニットは、ウーファーが13cm径のA-OMFコーン型、ツィータが2.5cm径のソフトドーム型を採用。A-OMFには従来モデルから改良が加えられており、振動減衰が速いPEN(ポリエチレンナフタレート)と、帆布、アラミド繊維を組み合わせている。また、ダストキャップにもA-OMFを使用し、ナチュラルな音の響きを再現したという。 エンクロージャにはMDFを採用。内部の構造には「AERO ACOUSTIC DRIVE」を投入し、量感とスピード感を併せ持った低域を実現した。また、バスレフポートは独自のスリットダクトを採用。ダクトからの放射ノイズを低減するほか、ダクト内部の低在波の発生なども防ぐという。スピーカーの外形寸法は150×263×241mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.6kg。再生周波数特性は50Hz~35kHz。クロスオーバー周波数は6.5kHz。
メインユニットの外形寸法は155×354×241mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.1kg。音声入力端子として、光デジタルを1系統、アナログ音声を3系統用意。出力は光デジタル、アナログ音声を2系統、サブウーファプリアウトを1系統、さらにヘッドフォン出力も備えている。
□オンキヨーのホームページ
(2005年2月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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