ビクター、実売7万円のF1.2/15倍ズームレンズ搭載DVカメラ －4つのカラーバリエーションを用意

3月上旬発売 標準価格：オープンプライス

　日本ビクター株式会社は、小型DVカメラ「ベビームービー」の新モデルとして「GR-DF590」を3月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。

4色のカラーバリエーションが用意される

　外形寸法75×111×74mm(幅×奥行き×高さ)、撮影時重量約490g(本体のみ約410g)と小型のDVカメラ。ボディカラーはアクアブルー(-A)/パウダーピンク(-P)/クリアシルバー(-S)/シルキーホワイト(-W)が用意される。

　家庭用DVカメラとしては業界最高という開放F1.2の光学15倍ズームレンズ(F1.2～F2.8/35mm換算43.3～649.5mm)を搭載し、「室内では明るくクッキリと、屋内では離れた被写体を大きく鮮明に撮影できる」という。

　1/4.5型133万画素のCCDを搭載し、有効画素数は動画時69万画素、静止画撮影時100万画素。独自の高画質化エンジン「メガブリッド」の採用により、映像/写真ともに高画質での記録が可能としている。静止画はSDメモリーカードに記録可能で、記録解像度は1,600×1,200/1,152×864/1,024×768/640×480ドット。静止画撮影時の画角は36.1～541.5mmとなる。

　SDカードへのMPEG-4で記録も可能だが、動画メール用と位置づけられており、記録解像度は160×120ドットのみ。通常の撮影のほか、DVテープ内の映像もMPEG-4としてメモリーカードに記録できる。連続記録時間は1つの動画ファイルにつき最大3分までとなる。また、PCとのIEEE 1394接続でウェブカメラとしても利用できる(Windows XPのみ)。

　DV撮影中に静止画ボタンを押すと、音声はそのままに、その瞬間の映像を約1.3秒間のスロー映像でテープに記録する「ライブスロー」機能も搭載。そのほかにも、暗い場所で自動的にLEDライトを点灯させる「オートLEDライト」や、ノイズを低減する「3次元DNR高画質化回路」などを搭載する。

　液晶は2.5型のクリアブライト液晶モニターで、映り込みを防ぐ低反射コーティングを施した。i.LINK(DV入出力)のほか、S映像出力、AV出力、USB、外部マイク端子などを備えている。付属バッテリ「BN-VF707」利用時の連続撮影時間は約1時間15分(ファインダ利用時)/約1時間(液晶モニター利用時)。

　ワイヤレスリモコンや専用AVケーブル、レンズキャップ、USBケーブル、ACアダプタ、CD-ROMなどが付属。CD-ROMにはフォトアルバムソフト「フォトナビゲーター」や、MPEG-4動画用のG.726デコーダなどが収録される。

□ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2005/gr-df590.html
□製品情報
http://www.victor.co.jp/dvmain/gr-df590/index.html

(2005年2月8日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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