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アイ・オー、「PowerProducer」用HWトランスコード対応パッチ
-CM自動検出機能も追加。GV-MVP/GXで利用可能


3月2日公開


 株式会社アイ・オー・データ機器は2日、同社のキャプチャ製品の一部にバンドルしているDVDオーサリングソフト「PowerProducer 3 for I-O DATA」のアップデータを公開した。アップデータはサイバーリンクのWebサイトに掲載されている。バージョンは1319d。ファイルサイズは25.71MB。対象機種はGV-MVP/GX、RX2W、RX2、RX2E、RZ2。

GV-MVP/GX

 バージョンアップしたPowerProducer 3 for I-O DATAの最大の特徴は、GV-MVP/GXのハードウェアトランスコード機能に対応したこと。これにより、従来「GVencoder」でのみ利用できたハードウェアトランスコード機能をPowerProducer 3 for I-O DATA上からも使用できるようになる。

 GV-MVP/GXに採用されているViXS SystemsのMPEGエンコーダチップ「XCode II」を利用し、ソフトウェアと比べ、6倍高速なトランスコードが行なえるという。同機能はPowerProducer 3 for I-O DATAのスマートフィット機能(ぴったり録画機能)で利用可能。記録メディアよりサイズの大きいコンテンツも、メディア容量に最適なビットレートに高速トランスコードできるとしている。

 また、同アップデータにより、CM自動検出機能が追加される。さらに、704×480ドットの解像度もサポートする。

 あわせて、録画用ソフト「mAgicTV5」のアップデータも公開された。バージョンは1.03。対象モデルはPowerProducer 3 for I-O DATAのアップデータと同じ。

 新たに追加された機能や不具合の修正点などは以下の通り。

  • mAgicPlayerにレジューム再生機能を追加
  • mAgicPlayerに早見/遅見再生機能を追加
  • mAgicPlayerで音声切り替えに対応
  • mAgicガイドにチャプタ指定再生機能を追加
  • mAgicガイドでコラム情報、プロテクト番組、チャプタ情報にアイコン表示を追加
  • mAgicガイドで選択されている番組のサイズや録画時間を表示
  • mAgicガイドの検索ダイアログで、録画済み番組、録画中番組、将来の番組を色分け表示
  • mAgicガイドで複数番組の同時削除、エクスポートなどが可能に
  • 外部入力の映像ソース設定ダイアログ、「音声」タブページ内のボリュームのデフォルト値を、23から27に変更
  • ダイレクトプレビューの映像が乱れる問題を修正
  • 「全チャンネルで同じ設定を使用する」使用時、S映像入力の設定が全チャンネルに適用されない問題を修正
  • 外部入力を選択したままmAgicTVを終了した時、次回起動時の外部入力選択が正常に行なわれない問題を修正
  • MPEGエンコード映像の極端に明るい部分や暗い部分の階調が潰れる症状を修正
  • mAgicデータコンバーターを追加
  • その他軽微な不具合の修正

□アイ・オー・データのホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2005/03/powerproducer.htm
□製品情報
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/tv/2005/gv-mvpgx/index.htm
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050112/iodata1.htm

(2005年3月2日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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