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ティアック株式会社は、オーディオ制作向けの「TASCAM」ブランドでDSD録音対応のDVDレコーダ「DV-RA1000」を3月19日より発売する。価格は189,000円。 DVD+RWを記録メディアとしたオーディオレコーダ。最大の特徴は、24bit/192kHzのPCM形式での録音に加え、SACDなどで利用されるDSD(Direct Stream Digital)形式での録音が可能なこと。従来のDSDレコーダは、同社のHi-8テープを利用したレコーダ「DS-D98」など100万円を超える製品しか用意されていなかったが、DV-RA1000ではDS-D98のノウハウを生かして低価格化された。 SACDやDVDオーディオを単体で作成することはできないが、「SACDマスタリングやDVDオーディオマスタリング環境へのデータ移行が容易」としている。また、CD-R/RWへの書き出しも可能で、CDレコーダとしても利用できる。 録音音声ファイルフォーマットとしてBWF(PCM)、DSIDIFF(DSD)、CD-DAを用意。ディスクあたり最大99のプロジェクトを作成でき、プロジェクトあたり99ファイルの管理が行なえる。カット/ペースト/インサート/イレースなどの編集機能や、オンボードエフェクト、左右独立インプットレベルコントロールなども装備する。 2Uラックマウントに対応。アナログバランス入出力(XLR/RCA)や、AES/EBUデジタル入出力、PCM用の光デジタル/同軸デジタル入出力、DSD用のSDIF-3デジタル入出力、WORD SYNC、RS-232Cなどを装備。ヘッドフォン出力端子も搭載する。 また、USB端子を装備し、PCと接続して外付けドライブとして利用でき、録音したデータをPCに読み込むことも可能。タイトル入力用のPS/2キーボード端子や、ワイヤードリモコンも備えている。
□TASCAMのホームページ (2005年3月3日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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