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三洋電機株式会社は10日、3月上旬の発売を予定していた5GB HDD搭載ボイスレコーダ「HDR-B5GM」の発売を5月21日に延期すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は53,000円前後の見込み。 同社では延期の理由について、「HDDへの録音及び再生に対する信頼性確保・確認に万全を期するため」と説明している。 HDR-B5GMは、同社のボイスレコーダ「ディプリトーク」シリーズの上位モデルとして展開。マイク/スピーカー/マイク端子内蔵のデジタルボイスレコーダとして、HDDを搭載した製品は世界初としている。HDDはSeagate製。 録音形式はMP3で、内蔵のモノラルマイクのほか、外付けのステレオマイクも付属し、ステレオ録音が可能となる。MP3/WMAの再生にも対応し、オーディオプレーヤーとしても利用可能。対応ビットレートはMP3が16~192kbps、WMAが32~160kbps。S/N比が88dB、ヘッドフォン出力は4.5mW×2ch(16Ω)。 パソコンとの接続はUSB 2.0で行なう。「HDR-B5GM」はUSBストレージクラスに対応するが、録音したデータはオーディオの転送には付属ソフトの「MusicFileMaster」が必要となる。MusicFileMaster上でプレイリスト作成も行なえる。対応OSはWindows Me/2000/XP。 本体にはヘッドフォン/リモコン端子と、外部ステレオマイク端子、USB端子を装備。電池はリチウムイオン充電池で、電池駆動時間は録音時が約7.5時間(LPモード)、再生時が約8.5時間(LPモード)。外形寸法は45×19×94mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約93g。 □三洋電機のホームページ (2005年3月10日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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