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ティアック株式会社は、オーディオ制作向けの「TASCAM」ブランドでTANNOY製のモニタースピーカー「Reveal(リヴィール)」シリーズの新モデルを6月初旬より発売する。
■ Reveal 5A
同社のニアフィールド向けアクティブスピーカー「Reveal Active」の後継モデル。新たに、キャビネットの強化やユニットの改良などで高音質化を図った。 ユニットは130mmのマルチファイバーパルプコーンウーファと、25mmのチタンドームツィータから構成される。キャビネットの強化により、ベースドライバは強固なバッフルに10ポイントのねじ止めでマウントし、歪みを極限まで抑制。独自のKlippell解析法で開発された新しいドライバにより、明瞭なボーカルリスニングを可能にするという。 また、新開発のツィータユニットは周波数特性を30kHzまで向上させ、ミックス段階における各楽器の音色をより正確にし、最適なEQと定位決定を可能とした。 前面にボリュームコントロールスイッチや電源ON/OFFボタンなどを装備。周波数特性は65Hz~30kHz(±3dB)、アンプ出力は40W(LF)、20W(HF)。アナログ入力はXLR/TRSのコンボジャックを備えている。 ■ Reveal 6D/8D/66D Reveal 6D/8D/66Dは、Reveal Activeの基本性能を踏襲しながらデジタル入力を備えたアクティブスピーカー。キャビネットの強化やユニットの改良などにより、幅広い周波数特性や低歪み率、スムーズな反応、より正確な音像定位などを実現したという。
特徴は、背面にある16個のDIPスイッチの組み合わせにより低域のアラインメント調整やMID/Near/Closeなどのスピーカー距離設定、ルームスペースの設定などが行なえること。 さらに後日発売予定のWindows/Macintosh用ソフト「Active Assist」と、同ソフトに同梱されるキャリブレーション用マイクを利用することで、ウィザードに沿って測定しながら、最適なDIPスイッチ設定が行なえるという。 Reveal Dシリーズの全モデルで同軸デジタル入力を備えるほか、同軸デジタル出力端子も装備。対応サンプリング周波数は44.1kHz~96kHz。アナログ入力はXLR/TRSを備えている。 Reveal 6Dは、165mmマルチファイバーパルプコーンウーファと25mmチタンドームツィータから構成され、アンプ出力は75W(LF)/35W(HF)。周波数特性は60Hz~51kHz、最大SPLは115dB。
最上位モデルのReveal 8Dは、200mmマルチファイバーパルプコーンウーファと25mmチタンドームツィータから構成され、アンプ出力は120W(HF)/60W(LF)。周波数特性は45Hz~51kHz、最大SPLは118dB。 Reveal 66Dは、センタースピーカー用の横置きタイプで、65mmマルチファイバーパルプコーンウーファ×2と25mmチタンドームツィータから構成される。アンプ出力は100W(HF)/50W(LF)。周波数特性は55Hz~51kHz、最大SPLは117dB。
□TASCAMのホームページ (2005年3月22日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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