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Steinberg、DSD入出力に対応した「ASIO 2.1」を発表
-音楽製作機器でのDSDフォーマットの普及へ促進へ


4月6日発表(現地時間)


 独Steinberg Media Technologiesは、DSDフォーマットの録音/再生に対応したサウンドドライバ規格「ASIO 2.1」を発表した。ASIO 2.1の発表にあわせ、開発者向けのSDKも公開された。

 ASIOは、Steinbergによるオーディオドライバ規格。プロフェッショナル向けのオーディオやDTM向けのサウンド機材で採用されている。ASIO 2.1では、新たにDSDフォーマット音声のオーディオアプリケーション-ハードウェア間の転送をサポートした。

 DSD(Direct Stream Digital)フォーマットは、SACD(スーパーオーディオCD)でも採用されているオーディオフォーマット。CDなどで採用されるPCM方式と異なり、音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度で表現する。

 従来、民生向けのDTM関連機器で、DSD録音/再生に対応した製品はほとんど無かった。Steinbergのプロダクトマネジメントを担当するClaus Menke氏は、「ASIOのDSDサポートにより、各オーディオアプリケーションやハードウェアメーカーがDSD対応製品をリリースする可能性を広げた」とコメントしている。

□Steinbergのホームページ(英文)
http://www.steinberg.net/
□ニュースリリース(英文)
http://www.steinberg.net/Steinberg/Company/NewsItem_06042005_asio21_eu.html

(2005年4月7日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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