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エプソン、輝度4,000ルーメンの液晶データプロジェクタ
-無線LANやMPEG-2ハードウェアデコーダを搭載


4月中旬発売

標準価格:78万5,400円


 セイコーエプソン株式会社は、輝度4,000ルーメンを実現した液晶データプロジェクタ「EMP-7950」を4月中旬より発売する。価格は78万5,400円。

 1.0型のマクロレンズアレイ採用ポリシリコンTFT液晶パネルを搭載した、データプロジェクタ。パネル解像度は1,024×768ドット。輝度は4,000ルーメン(低輝度モード時3,000ルーメン)、コントラスト比は700:1。

 独自の画像伸縮技術「DAR(Digital Active Resizing)」により、640×480~1,600×1,200ドットまでの表示が可能となっている。レンズは光学1.35倍のズームレンズ(F1.7~2.3)で、投写サイズは30~300インチ。

 IEEE 802.11b/11g対応の無線LANカードを、プロジェクタに内蔵。付属のPCソフト「EMP NS Connection」を利用して、ケーブルレスでPC画面のワイヤレス投写が可能。MPEG-2のハードウェアデコーダを搭載しており、DVD品質での動画再生も行なえるという。

 ENP NS Connectionは画像圧縮アルゴリズムの改善により、画面転送を高速化。最大4台までのプロジェクタに映像の同時送信が行なえる。また、暗号化方式についてもWEPだけでなくWPA(TKIP)にも対応するなど、セキュリティの強化を図っている。ネットワーク管理の標準プロトコルSNMPにも対応し、ネットワーク環境下での管理が可能。

 PCカードスロットを搭載し、メモリーカードからのデータ読み出しが行なえるほか、USB端子を装備し、USBメモリやHDD、デジタルカメラを接続して、PCレスのプレゼンテーションが行なえる。また、パワーポイントで作成したプレゼンデータをPCレスでのプレゼンが行なえる形式に変換して保存できるソフトウェア「EMP SlideMaker2」も添付される。

 スクリーンに対して歪んだ映像を4つのコーナー位置を個別に補正することで歪みを低減する「QuickCorner機能」や、本体の歪みを自動的に検知し補正する「自動台形歪み補正機能」を搭載。電源ONからの映像投写時間は約15秒、電源OFF時のクールダウン時間を約20秒に低減した「クイックスタート&クールダウン」などにより設置性能を高めている。

 また、スクリーンが無くても、部屋の明るさやライトの色、壁の色などからその場に最適な画質調整を行なう「Wall Shot機能」も搭載している。ランプは250W UHE。5Wのスピーカーも内蔵する。

 映像入力端子はDVI-D×1、5BNC×1、D-Sub15ピン×1、S映像×1、コンポジット×1。映像出力はD-Sub 15ピン×1。音声入力はアナログ音声×4(RCA×3、ステレオミニ×1)を装備、音声出力はステレオミニ×1。外形寸法は419×325×117mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.8kg。

□エプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2005/050411.htm

(2005年4月11日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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