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株式会社デノンは11日、独自のデジタル伝送技術「DENON LINK」の最新バージョン、DENON LINK 3rd Editionにおいて、SACDのデジタル出力をサポートすると発表した。
DENON LINKは、高速伝送素子を利用したバランス伝送タイプのデジタル伝送技術。対応したプレーヤーとアンプなどの専用端子を1本のケーブルで接続することで、DVDオーディオの192kHz/24bitの2chデジタル音声や、PCMによるマルチチャンネル音声などをデジタル伝送できる。ただし、SACDの伝送には対応していなかった。 今回、同社はDENON LINK端子から、SACDのDSD信号をデジタル出力するための承認をPhilipsとソニーから受けた。これにより、DENON LINKの最新版である3rd Editionから、SACDの2ch/マルチチャンネル出力が可能になるという。
既にDENON LINK 3rd Editionを搭載している機器での対応など、詳細な製品対応は5月末に発表される予定。
□デノンのホームページ
(2005年5月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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