ボーダフォン、地デジ対応携帯電話の試作機 －複数画面分割機能で、試聴しながらメールなどが可能

地デジ対応携帯電話の試作機

　ボーダフォン株式会社は、シャープ、NHKとの協力により、地上デジタルテレビの携帯向け1セグ放送に対応した携帯電話の試作機を開発した。

　H.264/AVCの映像受信や、BMLによるデータ放送の表示に対応する携帯電話。約2時間のテレビ視聴が可能で、デジタル放送を視聴しながらメールやWebを確認できる画面の複数分割表示機能も搭載する。外形寸法は約50×28.8×101.5mm(幅×厚み×高さ)、重量は約133g。

　同社では、今回の試作機を使って「放送番組の補完情報や付加情報を通信経由で提供するサービス、クイズ番組やアンケートへの参加など番組との連動サービスについて、操作性を含めて検証する」としている。

　なお、試作機は5月26日～29日に開催されるNHK「技研公開2005」に出展されるほか、開催中の「愛・地球博」の「グローバルハウス」でも6月1日～9月25日まで展示される。

　今後は、2005年度中の開始が見込まれている1セグ放送の開始に合わせて、対応する端末の投入を目指すとしている。

□ボーダフォンのホームページ
http://www.vodafone.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050512.pdf
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(2005年5月12日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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