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マイクロソフト株式会社は13日、次世代ゲーム機「Xbox 360」の日本での発売を発表した。2005年末に発売する予定で、価格は未定となっている。米国、欧州でも年末の発売を予定しているが、こちらの価格も未定。なお、日本での呼び名は「エックスボックス サンロクマル」。
ホワイトを基調とした筐体を採用しており、デザインには日本のデザイナーも参加。フロントパネルはカスタマイズが可能な「スタイルフェイス」仕様となっている。 12倍速のDVD-ROMドライブを搭載しており、ゲームソフトに加え、標準でDVDビデオのプログレッシブ再生に対応。さらに、DVD±R/RW、音楽CD、CD-R/RWに収録したWMA、MP3、JPEGファイルの再生もサポートする。 着脱可能な20GBのHDDを搭載しており、HDDのアップグレードにも対応。ただし、HDDレコーダのようにHDDにテレビ番組を記録する機能などは備えていない。ゲームソフトは16:9、720pの出力を、ビデオ映像のSD/HD出力もサポートする。音声はマルチチャンネル出力や、16bit/48kHzに対応する。ただし、映像・音声の出力端子の仕様は未定。 Ethernet端子を備えるほか、802.11a/b/gの無線LAN機能もサポート。ただし、無線LAN機能が標準で搭載されるか、オプションとなるかは未定。 インターネットを経由したオンラインゲーム機能「Xbox Live」機能に対応しており、同機能内にて「マーケットプレイス」と呼ばれるオンラインショップを用意。ゲーム内の武器やアイテムなどのダウンロードサービスが受けられるほか、ゲームの予告編やデモなどもダウンロードできるという。なお、音楽や映像のダウンロード提供の計画については未定としている。 また、従来のXbox Liveと同様にボイスチャット機能も利用可能。映画や音楽を視聴している最中でも、オンラインでほかのプレーヤーとボイスチャットが行なえる。また、ゲームの腕前や好みなどの項目で一緒にゲームをするプレイヤーを検索する機能も搭載。オプションでXbox Liveカメラも用意し、ビデオチャットもサポートしている。 なお、一部の機能は無料で提供されるが、全ての機能を使用する場合は有料となる。ただし、1カ月の無料体験期間を設けるという。
また、USB 2.0端子を3系統備えており、MP3プレーヤーやデジタルカメラ、Windows XPベースのPCと接続が可能。これらのハードウェア内部の音楽や画像ファイルをXbox 360で再生できる。 ネットワーク経由での連携もサポートしており、Windows XP Media Center Edition 2005をインストールしたPCに保存された音声/ビデオ/静止画などのコンテンツをネットワークを通じてテレビなどに出力できる「Media Center Extender」機能も内蔵している。
コントローラーはワイヤレス式。4台まで同時に利用可能。ガイドボタンを装備しており、ワンプッシュで音楽や映像、ゲームなどの各機能にアクセスできるメインメニューが表示される。外形寸法、重量などは未公開。
□マイクロソフトのホームページ
(2005年5月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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