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ソニー、42V型の業務用プラズマディスプレイ
-最大16画面表示に対応。縦置き専用モデルも


FWD-42PV1/B
5月20日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、業務用プラズマディスプレイの新モデルとして、42V型の「FWD-42PV1」と、同じく42V型の縦置き専用モデル「FWD-42PV1P」を5月20日に発売する。価格はオープンプライスで、予想価格はいずれも37万円前後の見込み。

FWD-42PV1/S

 42PV1は、ブルーイッシュ・ブラック(B)とシルバー(S)の2色のカラーバリエーションを用意。42PV1Pはブルーイッシュ・ブラックのみとなっている。

 いずれのモデルも852×480ドットのパネルを搭載した、業務用42V型プラズマディスプレイ。横置き/縦置きモデルで仕様は共通。視野角度は上下左右ともに180度。表面のガラス保護パネルをAR(アンチ・リフレクション)コーティングすることで、外光の反射を抑え、見やすい表示を実現したという。

FWD-42PV1P

 また、入力したコンポーネント/コンポジット映像を、デジタル・コンポーネント信号に変換。内部でフルデジタル処理を行ない、階調表現能力などを向上させたほか、デジタルマップによるリアルタイム処理により、動画のブレも抑えたという。

 さらに、スキャンコンバータも内蔵。PCの640×480ドット~1,600×1,200ドットの信号や、SD映像、1080i、720p、480pなどの信号も表示できる。入力端子は、HDCP対応のDVI-D、D-Sub15ピン、BNC、S映像を各1系統、アナログ音声を4系統装備。アナログ音声出力を2系統備える。

 また、スピーカー出力も備えており、出力7W×2ch(6Ω時)のデジタルアンプも内蔵。オプションのスピーカーと組み合わせることで、ステレオ再生が行なえる。ほかにも、RS-232C、CONTROL S端子も備えている。

 表示機能としては、2画面表示やピクチャー・イン・ピクチャー表示に対応。さらに、画面の任意の部分を2/3/4倍に表示する機能も備えており、異なる部分を拡大表示すれば、最大16画面のマルチ表示も行なえる。

 また、別途ネットワークユニット「BKM-FW32」を装着すると、PCのWebブラウザから、ネットワーク経由で電源のON/OFFや入力切替、画面調整などが行なえる。さらに、個々のディスプレイにインデックスナンバーを設定する機能も装備。付属のリモコンを利用する場合でも、ほかのディスプレイに影響を与えず操作ができる。

 ほかにも、スクリーンセーバー機能や画質調整機能を装備。クリーズドキャプションデコーダも内蔵している。外形寸法は42PV1が1,033×121×631mm(幅×奥行き×高さ)、42PV1Pは631×121×1,033mm(同)。重量はどちらも約29kg。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報(FWD-42PV1/B)
http://www.ecat.sony.co.jp/business/display/products/index.cfm?PD=21771&KM=FWD-42PV1/B
□製品情報(FWD-42PV1/S)
http://www.ecat.sony.co.jp/business/display/products/index.cfm?PD=21772&KM=FWD-42PV1/S
□製品情報(FWD-42PV1P)
http://www.ecat.sony.co.jp/business/display/products/index.cfm?PD=21770&KM=FWD-42PV1P

(2005年5月20日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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