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株式会社ポニーキャニオンは、DVD「ローレライ」を8月19日に発売する。2枚組みの「スタンダード・エディション」と、UMDディスクを加えた「プレミアム・エディション」の2種類を用意し、価格はスタンダード・エディションが3,990円、プレミアム・エディションが8,295円。
■ スタンダード・エディション 本編と特典ディスクの2枚組み。本編の映像はシネマスコープサイズをスクイーズ収録。音声はドルビーデジタルEXとDTS-ESで収めている。なお、ミックスはスカイウォーカーサウンドが担当しており、DVDはTHX仕様となる。 また、音声特典としてオーディオコメンタリー(ドルビーデジタルステレオ)も収録する。なお、特典ディスクの詳しい内容は未定となっている。
■ プレミアム・エディション 初回限定生産の特別版。本編ディスクはスタンダード・エディションと同じ。特典ディスクが2枚付属しており、1枚目はスタンダード・エディションに付属するものと共通で、さらに、もう1枚の特典ディスクを同梱する。ただし、2枚の特典ディスクの内容は未定。 また、おまけUMDビデオも付属。UMDビデオには本編と特典映像を収録するほか、ゲームも収めている。さらに、封入特典として樋口監督の撮影台本のレプリカなどのグッズも同梱予定。 映画「ローレライ」は、福井晴敏の「終戦のローレライ」を、「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広が製作、平成「ガメラ」シリーズの樋口真嗣が監督を務め、映像化した作品。 時は‘45年8月。ドイツ降伏後の日本海軍に、1隻の潜水艦「伊507」が収容される。艦長に任命されたのは、名艦長として活躍しながら、現在は閑職に回されていた絹見少佐。彼に与えられた任務は、原子爆弾を積んだ敵の輸送船を撃沈すること。 広島と長崎に原爆が投下され、3発目の原爆を積んだB-29が南太平洋上のテニアン島で出撃準備を進めている。米海軍の追跡と攻撃をくぐり抜け、テニアン島を目指す伊507。そして、その潜水艦には軍事技師として乗艦している高須にしか知らされていない、ドイツ軍が開発した謎の特殊兵器「ローレライ・システム」が搭載されていた。 出演は役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎ほか。ミニチュアの雛型制作を海洋堂、水密服デザインを出渕裕、B-29のマークデザインを押井守、絵コンテ協力に庵野秀明、そして富野由悠季が役者として参加するなど、アニメ界のクリエイターが多数参加したことでも話題となった。
2005年3月に公開され、興行収入は25億円を突破。日本で公開された潜水艦映画として、U-571(約18億円)、K-19(約14.5億円)、レッドオクトーバーを追え! (約10億円)を抜き、第1位を記録した。
□映画の公式ページ
(2005年6月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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